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コロナ陰性確認後に一人プレーのジェイソン・デイ ツアーは臨機応変な対応で続行

米国男子ツアー「トラベラーズ選手権」3日目の朝、第3ラウンドをスタートする前にコロナウイルス感染判定のPCR検査を受けたジェイソン・デイ(オーストラリア)は「陰性」が確認された後、最終スタートの9時15分から一人でプレーを開始した。

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デイは前夜、もしくはそれ以前に何らかの症状を訴えていたかは不明だが、本来の第3ラウンドのスタート時間は8時9分だったものの、検査の結果を待ってからのスタートとなった。デイは「69」で回り、49位タイで終えている。

今週はキャメロン・チャンプ、デニー・マッカーシー(ともに米国)がコロナ陽性、またグレアム・マクドウェル(北アイルランド)、ブルックス・ケプカ(米国)らはキャディの陽性が相次いで、大会から棄権している。こうなるといつ、誰が感染しているか、もはやすべての人にその可能性があるとみられ少しでも疑わしいと思われる場合は、検査を受け、スタート時間を変更するという対応に踏み切っている。

また次週の「ロケット・モーゲージ・クラシック」から、現地到着後に「陰性」の結果を得た選手、関係者のみが練習場や練習ラウンドを行えるというルールに変更。これまでは検査結果が出るまではクラブハウスなど屋内に入ることが制限されただけで練習ラウンドなどは可能だった。

再び感染拡大が広がる米国内の状況なども鑑みて、臨機応変な対応でコロナウイルスと共存しながらツアーは続行されていく。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>