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PGAツアーが新たなツアー構想!? 出場機会なくした選手の援助へ

米国男子のPGAツアーが、キャンセルされた下部ツアーの選手らが参戦できる、仮のツアーを構想している。米ゴルフチャンネルが伝えている。

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PGAツアー、下部のコーン・フェリーツアーは6月11日、シニアのPGAツアー・チャンピオンズは7月末に再開されるが、マッケンジーツアー(カナダ)、PGAツアー・ラテンアメリカ、PGAツアー・チャイナシリーズは2020年シーズンの中止が決定している。そこで戦いの場を失った選手のために仮のツアーをつくろうというもので、各選手らにEメールが送られた。

構想では8月〜10月で開催地は米国。54ホール大会(36ホールで予選カット)で6試合程度の開催を目指す。移動の負担を軽減するために2〜3大会を同地域で行いたいとして、賞金総額は1試合で10万ドル(約1090万円)を“希望”していると説明されていた。

これらのツアーを戦っている選手たちは、下部のコーン・フェリーツアー、そして最終的にはPGAツアーへと昇格して行くことが目標。長らく試合がないのは選手にとっては大変厳しい問題だ。ただしこの構想は現在コースやスポンサーなどと交渉中であり、確定はしていない。前向きな取り組みだけに、戦う場所を失っていた選手にとっては大きな希望となりそうだ。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>