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自宅でのウイルス検査に強制なし 米PGAツアー再開に向けて準備進む

来週の「チャールズ・シュワブチャレンジ」で米PGAツアーが約3カ月振りに再開。選手もキャディもその準備に追われ、忙しい日々を過ごしている。

米PGAツアーからの「ヘルス&セーフティ」のガイドラインによると、まず選手、キャディともに出発前に自宅でウイルス検査を行うという。ビデオ電話等で医師の指示のもとに行い、採取された唾液を検査機関に送るというものだが、実はこれは「強く推奨する」ものであって、強制されていないという。

現地に到着すればすぐに滞在先などでPCR検査が実施され、こちらは強制力がある。もし『陽性』となれば、2週間の隔離措置がとられ、その際にかかった治療費、滞在費などは米PGAツアーが負担することになっている。

ただし、これは出発前にテストを受けた選手、キャディのみ。受けていない場合は自己負担となるのだそう。あくまでも、米PGAツアーの大会中に起きた出来事であればツアーが負担するというポリシーだ。

自宅での検査は強制ではないものの、選手もキャディも判定を受けてから安心して出発したほうが良さそうだ。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>