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数ある中から選んだ1枚は淡いピンクと白のミニスカ  レギュラー返り咲きを果たした美女“ルーキー”の今【春に着たかった“勝負ウェア”】

他のスポーツや他国のプロゴルフトーナメントと同様に、大会の中止が続いている国内女子ツアー。各自調整を続けながら開幕を待ちわびている選手の心境を、こちらも“出番”を待つウェアというアイテムを通じてお届け。現在の声とともに、この春にプロが“着たかったウェア”をここで披露しちゃいます! 今回は、中国美女セキ・ユウティン。

■種類が多くて迷いがちななかでも… 淡いピンクがお気に入り!

福井県で生まれた縁もあって、2017年に日本ツアーに初参戦したユウティン。その後は、なかなか活躍できずにいたが、昨年、ステップ・アップ・ツアー「日医工レディース」で日本初優勝を挙げると、その後のプロテストにも合格した。12月のファイナルQTでも9位に入り、前半戦の出場権を獲得して臨むはずのシーズンだったが、開幕戦から相次いで中止に。拠点の滋賀を中心に練習を行っている。

そんなユウティンは、緊急事態宣言の全面解除後に行った取材にピンクのポロシャツ姿で登場。「(契約している)ルコックはどんな種類のものでも揃っているし、カラーも鮮やかでセンスがいいです。気分や環境によって選ぶ楽しさがあってうれしい。なので、どれを着るか毎日のように悩んでいます(笑)」。そのなかでもお気に入りだというのが、この日のウェアだった。「淡い色だけど、鮮やかなピンク色でテンションが上がります。そこに白のミニスカートを合わせました」と白い歯をこぼした。

■セキ・ユウティンの現在は… スイングの調整

では、現在はどのような時間を過ごしているのだろうか? その1日を見ると、まず朝6時に起床。トレーニングの勉強からはじまり、ショット練習にラウンド、そして帰宅後の筋トレと続く。さらに、その後メンタルや栄養学の勉強とまさしくゴルフ漬けの日々を過ごしている。

目下の課題はスイングの微調整。このオフにトレーニングとスイング改造の成果によって20ヤード飛距離が伸びたが、「まだ方向性が上手くいかない」と安定感にかける状態だからだ。「インパクトまでの体重移動が上手くいかないから、曲がってしまう。股関節にうまく体重を乗せることができてません。それをスムーズに行うためのスイング調整を多めに取り組んでいます」。試合が中止になっていることを前向きにとらえ、じっくりと自分の型を作っているという。

最後に今季の目標について「20年と21年シーズンが一緒になりましたが、なんとかシードを獲りたいです。そのなかで初優勝ができたら最高ですね」と語ったユウティン。イレギュラーなシーズンにもモチベーションを落とすことなく、プロテスト合格後では初めて立つレギュラーツアーのティエリアに向け調整を続けている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>