「国内男子」記事一覧

中西直人は大不振から立て直して優勝争い、そしてシード落ちも「最高の1年でした」

13日、中西直人が藤倉コンポジット株式会社主催の1日大会「スピーダーチャレンジ 2022 決勝大会」のプロ・研修生の部に出場。午前中は冷たい雨が降るなか、3バーディ・5ボギーの「74」で回り、2オーバー・28位タイに入った。そのラウンド後にシード落ちを経験した今季を振り返り、「最高の1年でした」と明るく語った。 中西直人に聞くスライス対策は「カゴをブーラブラ」【写真】 19年、統合された20-21年と2季連続でシードを獲得...

スピーダーチャレンジはすし石垣が優勝! 「48歳のオヤジでも優勝できる」

13日、今年で5回目を迎える藤倉コンポジット株式会社が主催の「スピーダーチャレンジ 2022 決勝大会」が茨城県のイーグルポイントゴルフクラブで行われ、プロ・研修生の部で48歳のすし石垣が5アンダーで優勝し、賞金200万円を獲得した。 男女混合で行われた今大会。1打差の2位には今季初シードを獲得した26歳の鍋谷太一、塩見好輝、永峰咲希、大岩龍一、脇元華の5人が入った。3アンダー・7位には松田鈴英、2アンダー・8位タイには...

蝉川泰果、河本力、大西魁斗らが特別制度で入会 日本プロゴルフ協会が発表

12月12日(月)、日本プロゴルフ協会(PGA)は定例理事会を開き、蝉川泰果、河本力、大西魁斗、長野泰雅、平田憲聖を特別制度で入会させることを決めたと発表。10月にすでに発表されていた中島啓太を含め、今年度は6人に特例が認められた。 PGAでは、「ジャパンゴルフツアーにおいて、賞金ランキングによるシード権を獲得した選手、また顕著な実績を持つ選手に対し、当該年度のPGA資格認定プロテストを免除し、協会が定めた入会セ...

キャロウェイ『ウォーバード』が3位 『D-1』のライバルになるか!?【ボール売り上げランキング】

最近のボール部門では本間ゴルフの『D-1』の1強状態が続いている。『D-1』は1ダース2000円台前半の低価格帯でありながらコストパフォーマンスがよかったことで大ヒットしているが、最近は他メーカーの低価格帯ボールも売り上げを伸ばしている。その筆頭がキャロウェイの『ウォーバード』で今週のランキングでは3位に入ってきた。その人気について有賀園ゴルフ NEW杉並店の鷲山史明さんは、次のように話す。 「当店でもボールは『D...

ウェッジ部門ではブリヂストンがクチコミでロングセラーに【ウェッジ売り上げランキング】

今週のギア売り上げランキングのウェッジ部門で4位に入っているブリヂストンの『BRM2』。今年9月に発売されたこのウェッジは、発売以来ほぼ毎週トップ10に入っている。大々的な広告やPR活動をしていた商品ではないが、なぜ売れているのだろうか? 有賀園ゴルフNEW杉並店の鷲山史明さんに話を聞いた。 「当店でもボーケイシリーズなどに比べると、試打クラブが豊富にあるわけではありませんが、イベントなどでブリヂストンの試打...

ピンが全6部門で売り上げトップ3の快挙!売れる理由は「選べる」から!?【ウッド売り上げランキング】

11月11日に発売された『G430』が好調のピン。ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティのウッド部門では発売から4週連続で売り上げ1位を記録。さらにアイアンでも『G430』が1位になっているだけでなく、ウェッジは『グライド4.0』が2位、パターでも『ピン2023』が3位と、全6部門でピンはトップ3に入っている。その人気について、有賀園ゴルフ NEW杉並店の鷲山史明さんに話を聞いた。 「まず『G430』に関しては予想どおり、...

日欧どっちが勝つ!? 日本で欧州ツアーが初開催、ISPSの思いと開催の背景

6日、都内のホテルで記者会見が行われ、欧州男子ツアー(DPワールドツアー)と国内男子ツアーの共同開催大会の概要が発表された。来年4月20日から4日間の日程で茨城県のPGM石岡ゴルフクラブで行われる大会は、今年から始まる予定だったものの、コロナ禍による渡航問題などもあり国内ツアー単独で開催。いよいよ実現するはじめての共催を前に、タイトルスポンサーを務める一般社団法人国際スポーツ振興協会(ISPS)の半田晴久会長...

谷原秀人は11月にアイアンのバランスを鉛で『D5』にアップ 48度はドバイのショップで購入【勝者のギア】

国内男子ツアーの今季最終戦、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は44歳の谷原秀人が連覇達成。谷原は今年6月にプロギアと用品契約を結んだが、ヨネックス、ミズノ、ボーケイと他メーカーのクラブもバッグに入っている。毎週のようにドライバーのシャフトをテストし、コースや天候によってウッドやアイアンを入れ替えるだけでなく、シーズン終盤にはアイアンのヘッドに鉛を貼りバランス調整を行っていた。 ■未発表の『VENTUS TR RED...

比嘉一貴が今だから明かす2つの苦悩「ストレスで何を食べてもお腹を壊した」

2位の星野陸也に約6700万円の大差をつけて2022年シーズンの賞金王に輝いた比嘉一貴。いつも淡々とした口調でネガティブなことをあまり言わない比嘉だが、シーズンを終えたことで、シーズン中に感じた2つの苦しみを明かした。 賞金王戴冠を影で支えたキャディとの一枚【写真】 1つめは蝉川泰果の95年ぶりのアマチュア優勝に沸いた10月の「日本オープン」。最終日は6打差で独走する蝉川を追いかけてスタートした比嘉だが、トータル1...

賞金王・比嘉一貴、来年の主戦場は欧州ツアー!?「ヨーロッパを軸にしたい」

5日、DPワールドツアー(欧州ツアー)が日本ツアーの賞金ランキング3位までに出場権を与えると発表。これにより、賞金ランキング1位の比嘉一貴、同2位の星野陸也、同3位の岩崎亜久竜は欧州への切符を手に入れた。今年、比嘉は賞金王獲りに専念するために、久常涼が出場権を得た欧州ツアーQTを見送った経緯があり、思いがけないご褒美となった。 「ヨーロッパツアーは今年はQTを受けようと、ギリギリまで考えました。夏には1カ月の...

日本一飛んで曲がらない男・桂川有人が見据える世界「シンプルに考えればやれると思う」

今季26試合の日程を終えた国内男子ツアー。ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は5日、都内のホテルで「ジャパンゴルフツアー表彰式」を行った。今季は27歳の比嘉一貴が賞金王となり、26歳の星野陸也、24歳の岩崎亜久竜が賞金ランキング2位、3位に入るなど20代の若手選手の活躍が目立った。今季優勝者の平均年齢は28.23歳と、2010年の29.64歳を上回る最年少のシーズンとなった。 若手をけん引した存在は、最優秀新人賞...

日本&米国で大会連覇者が誕生! タイガー・ウッズの姿も【先週の主要ツアー振り返り】

2022年も残りわずか! 国内男子ツアーは1年を締めくくる最終戦を実施。米国ツアーも、タイガー・ウッズがホストを務めるツアー外競技で今年を終えた。その結果をまとめてどうぞ! ■国内男子「ゴルフ日本シリーズJTカップ」(1〜4日、東京都・東京よみうりCC、賞金総額1億3000万円) 今季優勝者や賞金ランキング上位者のみ総勢30人が集結したシーズン最終戦が行われた。首位と4打差から出た谷原秀人が、最終日に5バーディ・ボギー...

日本ツアーから欧州へ、欧州から米国へ 3ツアーが新規パートナーシップを発表

日本ゴルフツアー機構(JGTO)とDPワールド(欧州)ツアー、PGA(米国)ツアーの3団体は5日、新たなパートナーシップを発表。JGTOの賞金ランキング上位3人が欧州ツアーの出場権を獲得することになった。 欧州ツアーとPGAツアーはすでに戦略的な提携を進めており、欧州ツアーのポイントランキング上位10人はPGAツアーへの出場権を獲得することも決まっていた。ここにきて、日本ツアーから欧州ツアーを経て、米国へと進む道筋ができ...

稲森佑貴が7季連続で“日本一曲がらない男”「10季連続で獲れたら『稲森賞』に(笑)」

“日本一曲がらない男”の称号は今年もこの男だった。稲森佑貴が7季連続7回目の『フェアウェイキープ率賞』を獲得。自身が持つ歴代最高の77.63%を塗り替える78.66%を記録し、2位の植竹勇太(68.43%)に大差をつけての受賞となった。 曲がらないドライバーショットを武器に、2018年の「日本オープン」でツアー初優勝。20年にも同大会を制し2勝目を挙げたが、いつしか「メジャーしか勝てない男」と呼ばれるようになった。今シー...

比嘉一貴が最優秀選手賞など5冠! アマで2勝の蝉川泰果は特別賞を受賞

5日、ANAインターコンチネンタルホテル東京でジャパンゴルフツアー表彰式「JAPAN GOLF AWARD 2022」が行われ、今季4勝を挙げた比嘉一貴が『最優秀選手賞』、『賞金ランキング賞』、『平均ストローク賞』、『パーキープ率賞』、報道関係者の投票によって決まる『ゴルフ記者賞』の5冠を獲得した。 比嘉と賞金王のタイトルを争い、賞金ランキング2位に入った星野陸也は、9部門の順位を加算したポイントにより決定する総合力No.1の称...

最終戦Vの谷原秀人が4000万円獲得 トップ5は比嘉一貴ら20代占める【男子賞金ランキング】

国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を終えて、今年最後の賞金ランキングが発表された。 JGTO選手会会長の谷原秀人が大会連覇を果たし、賞金4000万円を獲得。今季通算を5557万2143円として、前週の55→14位にジャンプアップした。 比嘉一貴は20位タイの賞金155万円あまりを加算。今季を通算1億8159万8825円で終えた。伊澤利光が持つ年間最多獲得賞金額(2億1793万4583円)の更新はならなかったが、シーズン4勝と...

賞金王・比嘉一貴の最終18番はダブルボギー「気持ち良く終わりたいと欲張りすぎましたね(笑)」

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇4日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70> 前週の「カシオワールドオープン」で今季の賞金王を決めていた比嘉一貴。優勝すれば獲得賞金2億円突破もかかっていたが、トータル2アンダー・20位タイで最終戦を終えた。 祝・賞金王! 最後はみんなで記念撮影【写真】 そんな比嘉の最後のホールはダブルボギー。距離が長く傾斜が強いグリーンが特徴で最難関の18番パー3のティショッ...

怪物ルーキー・蝉川泰果 「飛躍の一年」をド派手に“イーグルバーディ”締め!

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇4日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70> 今年は蝉川泰果(せみかわ・たいが)の年だったといってもいい。6月に下部のABEMAツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」をアマチュアで制すると、レギュラーツアーでも秋口から調子を上げてくる百戦錬磨のプロたちを抑えて、9月の「パナソニックオープン」、10月の「日本オープン」で優勝。アマチュアで史上初のツアー2...

トラスパターの一番人気はセンターシャフト型に!?【パター売り上げランキング】

女子ツアーで大ブレークして、パター市場を席巻しているトラスパター。今週のパター部門では1位の『TPコレクション ハイドロブラスト』と3位の『スパイダーGT トラス』がトラスパターシリーズの人気機種となっているが、この1年間で人気のある形状が変わってきているという。二木ゴルフ木更津店の後藤敬介店長に話を聞いた。 「最初は稲見萌寧選手が使っているヒール側にネックがある『ジュノTB1』が爆発的に売れましたが、今はマ...

「パーか、ダブルボギーか」 連覇を遂げた谷原秀人が“恐怖のグリーン”で見せた覚悟

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇4日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70> 44歳・谷原秀人が腹をくくった。18番パー3のグリーンは奥からの強烈な傾斜が名物。カップの上から打つと入らなければ軽く3メートルはオーバーするため、“恐怖のグリーン”とさえ呼ばれる。その名物グリーンで奥から2メートルのパーパットを沈めた谷原は、大きなガッツポーズを見せた。外していれば結果的に4人のプレーオフにもつれて...