「ツアー」記事一覧

「こんな見た目でいろいろ大変(笑)」最も印象に残った金田久美子の言葉がメディア賞【JLPGAアワード受賞者の声】

21日(水)、都内ホテルで「JLPGAアワード 2022」が開催された。数多くの記録が生まれ、新世代の台頭、ベテランの活躍も際立ったシーズン。『共同会見やインタビューなどで最も印象に残った選手のひと言』に対して送られる『メディア賞「ベストコメント部門」』に、金田久美子が輝いた。10月の「樋口久子 三菱電機レディス」で最長ブランク優勝の記録となる11年189日ぶりのツアー2勝目を果たし、歓喜の涙を流したときの言葉が話題...

山下美夢有、最後の一打がベストショット部門受賞「今まで以上に緊張して…」【JLPGAアワード受賞者の声】

21日、都内ホテルで「JLPGAアワード 2022」が開催された。数多くの記録が生まれ、新世代の台頭、ベテランの活躍も際立ったシーズン。メディア賞の『ベストショット部門』は、有終の美を飾るバーディパットを放った山下美夢有が受賞した。 すでに年間女王を確定させて挑んだ最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。最後は勝みなみと首位に並び、自身初のプレーオフへと突入した。その1ホール目だった。ピン奥8メー...

JLPGAアワードで山下美夢有が“5冠” 川崎春花、原英莉花らが和装・ドレス姿で百花繚乱

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日(水)、都内ホテルで2022年シーズンの国内女子ツアー優勝者、表彰者が集まる「JLPGAアワード2022」を開催した。『JLPGA Mercedes-Benz Player of the Year』(年間最優秀選手賞)、『賞金ランキング第1位』など11部門の各受賞者にはトロフィーが贈られ、壇上でそれぞれが喜びを語った。 今季メジャー2勝を含む5勝を挙げた山下美夢有は、オレンジを差し色としたスーツスタイルで登場。“か...

来季の米ツアー出場権を獲得したオープンスタンスのインサイドアタッカー 勝みなみ【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】

2022年の女子ツアーを振り返ると、メルセデスポイントランキングで女王に輝いた山下美夢有や山下に次ぐ2位の西郷真央ら、新たなヒロインの出現に胸を躍らせた一年だった。ここではツアープロコーチ・石井忍が、メルセデスポイントランキングでトップ10に入った選手たちのスイングを連続写真で分析し来季の活躍を占う。 今回はメルセデスポイントランキング4位の勝みなみのスイングを解説。今年は「楽天スーパーレディス」優勝、「...

48年ぶりに青森でツアー開催 静岡、千葉が5試合で最多 福井、長崎でも久しぶりの試合

20日に発表された日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の2023年日程を見ると、開催地が大きく変更となっている。レギュラーツアーは今年と変わらず全38試合。ステップ・アップ・ツアーは全21試合を開催。では、どの都道府県で行われるのか見ていきたい。 まずレギュラーツアーで最多の開催数は千葉県と静岡県で5試合。千葉県は今年8試合だったが3試合減。5月から6月にかけての2連戦を含め静岡県は3試合から2試合増えることになる。次...

スタッツは2勝を挙げた妹以上? 岩井明愛は未勝利も…姉妹で史上初の快挙達成【初シード選手の顔ぶれ】

“メルセデス元年”と呼ばれシード争いがメルセデス・ランキング(MR)に一本化された2022年。全38試合が行われ、50位以内に入った選手には来季のフル出場権が与えられた。来年を彩る新たな精鋭たちはどのようなプレーヤーなのか。初めてシードを獲得した選手を紹介していく。今回は岩井明愛(あきえ)。 女子ゴルフ界に新風を吹き込んでいる双子の姉妹、明愛と千怜(ちさと)の岩井ツインズ。そろって21年6月の最終プロテストに...

勝みなみさん、西村優菜さんらが挑んだ米ツアーQシリーズに思うこと【原田香里のゴルフ未来会議】

ゴルフを愛するみなさん、こんにちは。原田香里です。大雪の便りがあちらこちらから聞こえてきています。みなさん、くれぐれも気をつけてお過ごしください。 さて、今週の話題はQシリーズと呼ばれる米ツアーのQTファイナル。3人の日本人選手が挑んでいたのは、ゴルフ好きの方ならご存じかもしれませんね。勝みなみさん、西村優菜さん、そして識西諭里(おにしゆり)さんの3人がプレーしたのは、前半と後半で4日間ずつの合計144ホ...

ゴルフ界の癒し系、小祝さくらのウェアのこだわり「シンプルでかっこいいデザインが好き」

20日に太平洋クラブ成田コースで行われた「DESCENTE GOLF FESTA」(デサントゴルフフェスタ)に、Munsingwear(マンシングウェア)、DESCENTE GOLF、le coq sportif GOLF(ルコック)とウェア契約を結ぶ女子プロ11人が大集合。ルコックの顔として今季2勝を挙げた癒し系女子プロゴルファーの小祝さくらに、コーディネートのポイントを聞いてみた。 「私はスタイルが細いわけではないので、できるだけ痩せて見えるウェアの決め方を...

“功労者”への優遇措置を設定 300試合以上出場で義務試合数が免除、2年連続欠場も可能に

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日(火)、2023年度のトーナメント規則を発表。通算300試合以上出場している“功労者”への優遇措置を設けた。 来季シード選手で対象となるのは今年11年ぶりとなる優勝を挙げた藤田さいきをはじめ、上田桃子、菊地絵理香、黄アルム(韓国)、渡邊彩香、全美貞(韓国)、福田真未、笠りつ子、金田久美子、テレサ・ルー(台湾)、穴井詩の11人(メルセデス・ランキング順)。 これらの選手たち...

“ルーキーコンビ”が仲良く1位の座に 飛んで曲がらないティショット巧者は?【2022年スタッツ振り返り】

新女王誕生、ニュースター登場など今年も大いに沸いた国内女子ツアー。その1年間をスタッツで振り返る。【トータルドライビング】 ドライビングディスタンス順位と、フェアウェイキープ率順位を合算した値で算出する項目。“ドライバーのうまさ”がトータル的に試される部門で、昨年6月のプロテストに合格した93期生の佐久間朱莉と桑木志帆が1位に並んだ。 テスト合格年にステップ・アップ・ツアーの「京都レディース」でプロ初優...

渋野日向子らが最後の世代!? 優勝祝福のウォーターシャワーが禁止に

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日(火)、2023年度のトーナメント規則の改正を発表。『選手の心得/帯同キャディ規則』という項目で、優勝時の祝福について規制がなされた。 初優勝時に手洗い?祝福を受ける渋野日向子 それは『ウォーターシャワー』での祝福を禁じること。『選手/キャディは優勝者を祝福する際に、飲料水等を含む液体を浴びせてはならない』とした。理由は「SDGsの観点及び、その後の写真撮影への配慮等」と...

誕生日の新垣比菜にサプライズケーキ! 24歳の抱負は「開幕戦のダイキンで優勝を目指す」

20日、新垣比菜が24回目の誕生日を迎えた。この日、太平洋クラブ成田コースで行われたファン交流イベント「DESCENTE GOLF FESTA」(デサントゴルフフェスタ)に参加した新垣には、サプライズでケーキがおくられ、「うれしいです。ありがとうございます」と喜んだ。 2018年にツアー初優勝を挙げた新垣だが、昨季はメルセデス・ランキング59位でシードを喪失。今季はQTランキング19位でシーズン前半戦の出場権を得て戦ったが、思う...

デサント契約プロ11名がファンと交流 小祝さくらは「レッスンプロってすごいなー」

20日、太平洋クラブ成田コースで「DESCENTE GOLF FESTA」(デサントゴルフフェスタ)が開催。Munsingwear(マンシングウェア)、DESCENTE GOLF、le coq sportif GOLF(ルコック)とウェア契約を結ぶ小祝さくら、鈴木愛、渡邉彩香、柏原明日架、新垣比菜、菅沼菜々、永嶋花音、澁澤莉絵留、小野祐夢、吉川桃、橋添穂が抽選で選ばれたファンたちと交流した。 これまではコンペ形式で行われたイベントが今年はリニューアル。一緒に1...

女子ゴルフの産休制度が大幅改善 シード選手以外も対象範囲に

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日(火)、2023年度のトーナメント規則を発表。「少子高齢化への対応が必要不可欠とされている現代において、また女性アスリートで構成される団体としても、より選手が活用しやすい制度に改正する」ことを理由に産休制度が大幅に改善された。 一番の変更点は制度を利用できる範囲が広がったこと。これまではシード選手のみしか適用されなかったが、全てのTP登録者が適用時点での出場資格に応...

史上最長の2時間プレーオフを制し号泣 遅れてきた黄金世代、母への思いがあふれた初V【2022年涙のワケ】

新型コロナウイルスの影響がまだ残るなか、国内男女ツアーは2022年のシーズンが終了。今年も“初優勝”、“復活V”などの見出しが踊り、印象的なシーンの数々が人々の心を打った。それを彩ったのが選手たちが流した涙。さまざまな理由が背景にあったこの涙にスポットライトを当て、シーズンを振り返ってみよう。 ◇ 6ホールにおよぶプレーオフを制し、植竹希望が大粒の涙をこぼした。優勝を決めたパットがカップに沈んだ瞬間、花...

三浦桃香らに大きく影響? ティーチングプロのトーナメント出場の規則を変更

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日(火)、2023年度のトーナメント規則を発表。「実力差によりJLPGAトーナメントの運営に支障が生じる可能性を考慮」を理由にティーチングプロフェッショナル会員のトーナメント出場に関する改正が行われた。 JLPGAにはプロテストに合格したTP会員とレッスンなどを目的としたティーチングプロフェッショナル会員の2つの正会員が存在する。ただし、これまではいずれの会員だったとしてもトーナ...

史上最長の2時間プレーオフを制し号泣 遅れてきた黄金世代、母への思いがあふれた初V【2022年涙のワケ】

新型コロナウイルスの影響がまだ残るなか、国内男女ツアーは2022年のシーズンが終了。今年も“初優勝”、“復活V”などの見出しが躍り、印象的なシーンの数々が人々の心を打った。それを彩ったのが選手たちが流した涙。さまざまな理由が背景にあったこの涙にスポットライトを当て、シーズンを振り返ってみよう。 タメがエグい!植竹希望のスイングを動画で ◇ 6ホールにおよぶプレーオフを制し、植竹希望が大粒の涙をこぼした。優...

国内女子ツアーが来季日程発表、試合数増減なしも賞金増額 下部ツアーは青森でも開催

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日(火)、都内で会見を行い、2023年の日程を発表した。レギュラーツアーは今年と変わらず全38試合を開催。賞金総額は44億9000万円で単年としては過去最高額となった。 隆盛を極めている国内女子ツアーは、来季も同数の試合数が現時点では見込まれている。大会名変更、開催コース変更などはあるものの、大きな変化はなかったなかで、2戦目の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトー...

右ヒジを体につけたまま振り下ろし“インパクトの剛性”を高めた安定ショットで魅せる 西村優菜【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】

2022年の女子ツアーを振り返ると、メルセデスポイントランキングで女王に輝いた山下美夢有や山下に次ぐ2位の西郷真央ら、新たなヒロインの出現に胸を躍らせた一年だった。ここではツアープロコーチ・石井忍が、メルセデスポイントランキングでトップ10に入った選手たちのスイングを連続写真で分析し来季の活躍を占う。 今回はメルセデスポイントランキングで5位の西村優菜のスイングを解説。今年は「ニッポンハムレディスクラシッ...

苦節10年…大きく咲かせた“桃”の花 やっと掴んだ悲願のシード【初シード選手の顔ぶれ】

“メルセデス元年”と呼ばれシード争いがメルセデス・ランキング(MR)に一本化された2022年。全38試合が行われ、50位以内に入った選手には来季のフル出場権が与えられた。来年を彩る新たな精鋭たちはどのようなプレーヤーなのか。初めてシードを獲得した選手を紹介していく。今回は岸部桃子。 語るうえで避けて通れないのが、2011年3月11日のこと。生まれ故郷の福島県で東日本大震災を経験した。当時、富岡高2年だった岸部は、高...