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異次元の1日12バーディ、“ダンロップ孝行”の香妻陣一朗、新『Z785』で躍動!

<ダンロップ・スリクソン福島オープン 3日目◇21日◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(6,961ヤード・パー72)>

「新しいドライバーが合ってるからかな」と、自身のベストスコアにつぶやく辺り、なんというスポンサー孝行か。「ダンロップ・スリクソン福島オープン」3日目、ダンロップ契約の香妻陣一朗が異次元の12バーディ、ノーボギーの「60」をマーク、トータル13アンダーの3位タイに躍り出た。

この試合の練習日にツアーデビューとなったスリクソン『Z785』シリーズ。ドライバーもアイアンも既にバッグに収まっている。「1年かけて(新ドライバーの)テストを重ねましたからね。距離が10ヤードぐらい伸びたし、ミスをした時の曲がり幅が減った。方向をコントロールしやすいし、持ち球のドローボールも打ちやすい」と、つかまりがよく飛距離の出るプロトタイプの性能を早速証明。

⇒『Z785』ドライバーってどんな感じ?マニアックレポ

⇒カーボン!?新スリクソン『Z785』『Z585』の画像詳細

3日目にして、いよいよ手に馴染んできたのか、この日は『Z785』アイアンもキレッキレ。10番からスタートし、スタートから2ホールはパーオンを逃すものの、前半はパットも冴えて5バーディ。後半はショットがよくなり、さらに加速。全てのホールでパーオンどころかピンに絡め、圧巻の5連続バーディ締めの7バーディ奪取。

しかも、4番ロングでは2オンしながら3パットという手痛い取り逃しがあっての「60」だ。“たられば”は禁物だが、50台も狙えるほどのショットの精度を見せた。この試合まで、今季は平均パットで1位に立つものの、パーオン率が56.17%の100位と課題にしていた。これを新兵器の投入と共に解消したと言える。

なお、既報のように『Z785』『Z585』アイアンにはフェースの特殊な処理が特徴的

。『Z585』アイアンを投入した稲森佑貴も「この大会から使い始めたスリクソンのアイアン(プロトタイプ)は、飛距離が落ちることなくスピン量は増しました。いい感触です」と語り、8アンダーの13位タイにつけている。

13アンダー3位タイの香妻、12アンダー5位タイの秋吉翔太、11アンダー7位タイの大堀裕次郎。“ダンロップ孝行息子”の座をめぐって、明日は最大の恩返しである“優勝”を手にできるか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>