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わずか6gのアイアンシャフト軽量化で、2位に入る奇跡が女子ツアーでもあるんだ

国内女子ツアー「フジサンケイレディス」で、優勝した竹田麗央と3打差の2位に入ったプロ2年目の小林光希。レギュラーツアー9試合目の出場で自己最高成績を更新したが、わずか6gの差で好結果を手繰り寄せた。

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大会2日目には4番パー5で残り50ヤードの3打目を直接カップに沈めてイーグルを奪うなど前半「29」をマーク。後半は「39」と“大波賞”ながら「68」で4位に順位を上げると、最終日は「66」をマークして単独2位フィニッシュ。3月の「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」はの6位を更新した。今季はQTランキング30位の資格で出場しているが、「(2位は)うれしいです。ホッとしています。意外と冷静に今日はプレーができました」と、リランキングによる中盤戦以降の出場権獲得に大きく前進した。好調の要因に挙げたのは、開幕直前にアイアンのシャフトを替えたことだという。「前の週(KTT杯バンテリンレディス)にアイアンショットが振り遅れていると(佐々木裕史)キャディさんに言われて、シャフトを替えてみました。以前のシャフトは少し重くて右に抜ける感じがありましたが、今はばっちりタイミングが合うようになりました」。前週までは日本シャフトの『N.S.PRO MODUS3 ツアー105』のRを使用していたが、『N.S.PRO 950GH NEO』のRと100g台から90g台のシャフトにチェンジ。カットした分を含めるとその差は6g前後になる。それぞれ特性も異なり新しく入れた『N.S.PRO 950GH NEO』は『N.S.PRO MODUS3 ツアー105』よりも先端側が軟らかい。さらっと球を拾いやすいシャフトで、小林の振り感とも合った。もともとショット力には定評のある小林だが、わずか6gの差で見違えるようにショットがよくなった。我々アマチュアも自分に合ったシャフト選びが欠かせないだろう。◇ ◇ ◇●アイアンでダウンブローに打てない人でも飛距離が出るモデルが最近そろっている。関連記事【2番手上の飛びが可能なやさしいアイアン17機種を大分析! 上から打ち込めない人に合うモデルは……】を読めば、ベストなヘッドが見つかるかも。

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