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今季4勝目のスコッティ・シェフラーは、『Qi10』ドライバーの“スタンダード・アップライト設定”にこだわり【WITB】

<RBCヘリテージ 最終日◇22日◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7213ヤード・パー71>

シェフラーの『Qi10』ドライバーをズームアップ!【写真】

PGAツアー「RBCヘリテージ」は順延になっていた最終ラウンドが終了し、前週の「マスターズ」で2度目のグリーンジャケットを獲得したスコッティ・シェフラー(米国)が1イーグル・2バーディ・1ボギーの「68」。トータル19アンダーで節目の10勝目で、今季4勝目と圧倒的な強さを継続している。 先週はネリー・コルダも5連勝とチーム・テーラーメイドの二人の凄まじい活躍が続くが、米国テーラーメイドは今週のツアーレポートで、シェフラーの『Qi10』ドライバーのフィッティングエピソードを明かしている。ツアー担当のエイドリアン・リーチベルト氏のコメントを紹介。 「スコッティは、2022年以来『ベンタスブラック』の7Xでこのスペックかそれに近いスペックでプレーしています。ロフトは8.0度、(可変ポジションは)スタンダード・アップライト設定で59.5度のライ角、1.5度のスリーブで彼が望むフェースアングルを生み出しています」(リーチベルト氏) シェフラーにとって、『Qi10』ドライバーの構えた時のフェースの見え方が重要だったようで、「今年のフェニックスで最初に打った時、このヘッドを使った最初の2、3回は少し左に垂れていたのを覚えてる。エイドリアンに、ロフトや必要なものが見えるから、ニュートラル・アップライトのセッティングに戻せないかと尋ねたんだ。すると、打ちたいショットは全部打てたよ」とコメント。 今大会のFWキープ率は80.36%(3位)で、平均302.50yd(35位)。また、今季のSG:オフ・ザ・ティは「0.957」で定位置の1位をキープする。シャフトを支えるフジクラも、ダレルサーベイ調べのツアーレポートを公開し「PGAツアーでフジクラの1Wシャフトが2週連続勝利し、PGA・LPGA・JLPGAでブランド別使用率No.1を獲得しました」とする。 また、契約外にてシェフラーの名を伏せて米国アクシネット社もツアーレポートを公開し、「RBCヘリテージの勝者は『プロV1』ゴルフボール、『Vokey Design SM8』の50.12F、56.14F、『WedgeWorks SM9 60T』ウェッジを使用しています」と報告。これで、今季のPGAツアーは18戦中16勝がタイトリストのボールによるもので、その勝率は9割弱に達している。 【スコッティ・シェフラーのTM使用ギア】1W:Qi10(表示8.0、リアル8.25° 可変アップライト1.5° ベンタスブラック7X 45? D4 ツアーベルベット58R 下巻き6重)3W:Qi10(表示15.0、リアル14.75° ベンタスブラック8X 42.3125? 先詰1.5? D3)5I〜PW:P7TW(7I:34° ダイナミックゴールド ツアーイシュー X100 37.125?)PT:スパイダーツアーX(Lネック 35.5?)

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