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シェブロン恒例! 優勝者による歓喜の“池ダイブ”…日本勢はどうする? 「アドレナリンで…」「代わりにキャディさんに(笑)」

<シェブロン選手権 事前情報◇17日◇ザ・クラブ at カールトン・ウッズ(テキサス州)◇6889ヤード・パー72>2年前まで米カリフォルニア州・ミッションヒルズCCで行われていたこの大会の名物といえば、優勝者が18番グリーン脇の池、通称“ポピーズポンド”に飛び込む歓喜のシーン。昨年から会場が、18番グリーン脇に大きな池があるテキサス州ヒューストン近郊のザ・クラブatカールトン・ウッズに移され、開催初年度には『恒例行事は継続されるのか?』という点にも注目が集まった。最後は大会を制したリリア・ヴ(米国)がギャラリーの声援のなか見事な飛びっぷりを披露し、エンディングを迎えていた。

池ダイブの準備は万端です!【写真】

今年も、湖とも言えるほどの大きな池には“ジャンプ台”がプカリと浮かんでおり、準備万端といった様子だ。ただ、その水の濁り具合は昨年と同様…。水中にはヘビがいる、という目撃情報も出ているほど。もしその瞬間を迎えることになったら日本勢はどうするのだろうか?悲願のメジャー制覇を目指す畑岡奈紗は、「それができたらいいなと思います」とダイブするイメージはバッチリ。古江彩佳は、「白(のウェア)は着たくないですけど(笑)」と“条件つき”ながら歓喜に身を任せるつもり。西村優菜は、満面の笑みで「勝ったら、アドレナリンで何も気にならないと思うし、飛んでると思います」と断言。昨年の最終日は気温が低かったにもかかわらず優勝者が飛び込んでいた事実を挙げ、「多分勝ったら飛ぶと思います(笑)」と繰り返した。渋野日向子も「その位置にいたら…うれしくて飛んじゃうでしょうね(笑)」と、やはり“前向き”だ。慎重派だったのは、21年「全米女子オープン」覇者の笹生優花。「体が大事なので。1パーセントでも引っかかるようなことは一切しません」という姿勢を打ち出す。「飛ぶ確率はほぼないです。押されたら別ですけど」というのが基本線になる。稲見萌寧は、「きついですね。肌と髪の毛の状態がどうなるか(笑)」と、女子らしい理由でやんわり拒否。そして「代わりにキャディさんに入ってもらおうかな(笑)」という“身代わり案”を明かした。この行事は1988年大会で2度目の優勝を果たしたエイミー・アルコット(米国)が飛び込んだのが起源。その後、94年大会を制したドナ・アンドリュース(米国)が、同年に亡くなった大会ホステスで、晩年に女子ゴルフ界の発展に寄与した米国の歌手、ダイナ・ショアさんを偲んでジャンプして以降、恒例になっている。昨年のリリア・ヴはキャディ、マネージャー、そして本人がテンション高く“勝利の池”に飛び込んだが、今年は…いったいどうなる?(文・間宮輝憲)

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