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福岡から小堀愛海・未愛姉妹が初出場 「ふたりで優勝争いができるように」【マイナビ ネクストヒロインツアー】

<マイナビネクストヒロインゴルフツアー 開幕戦 マイナビカップ 事前情報◇15日◇成田ゴルフ倶楽部◇6349ヤード・パー72>開幕戦のフィールド60人のうち、初出場の選手は17人。マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーに新しい風が吹き込もうとしている。そのなかでもとりわけ目を引くのが、小堀愛海(まなみ)と小堀未愛(みあ)。福岡から姉妹そろって参戦する。

女子ツアーの”姉妹”といえばこのふたり【写真】

2003年生まれの姉・愛海と05年生まれの妹・未愛。愛海はかつて国内女子ツアーが行われていた福岡センチュリーゴルフ倶楽部に所属し研修生として生活。未愛は沖学園高を卒業したばかりの18歳で、昨年の最終プロテストで不合格に終わった。妹は「ずっと出てみたくてわたしが先に登録して、何日か後にお姉ちゃんが登録しました」と姉妹同時参戦のきっかけを話す。姉は高校卒業後はこれまでアマチュアのまま、九州の試合に出場していたが、目標達成のためには出場できる試合は少なく感じていた。「妹と同じタイミングで行けるしという感じで、アマチュア資格を放棄して、出場を決めました」。遠征費はかかるものの、試合を経験でき、さらに賞金が得られることは大きい。「飛距離も同じくらいで、スコアもいい勝負。負けたり勝ったりしています」(愛海)とおっとりと話すふたりは、はたから見ても仲良し。使うクラブはバラバラでも、「上田桃子プロが好きだから」とキャロウェイの帽子を被ってプレーしているという。「ドライバーはお姉ちゃんのほうが曲がらないからうまいと思う」と妹が言えば、姉は「テークバックとかスイングが好き。強気で攻めたプレーをするところは良いなと思う」とお互いを褒めあった。開幕戦の初日は同組でのプレー。小学生以来のペアリングに「嫌じゃないけれど、毎日一緒に回っているからどうなんだろう…(笑)。」と妹は笑ったが、試合となれば目の色を変えて真剣勝負が繰り広げられるはずだ。今年はプロテスト合格、ネクストヒロイン“ルーキー”での勝利を目指していく。「ふたりで優勝争いできるように頑張ります!」。姉・まなみと妹・みあ。仲間でもあり、ライバルのふたりが、切磋琢磨していく。(文・笠井あかり)

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