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「『俺に任せろ』みたいな(笑)」六車日那乃の好発進を支えたナイスガイ

<オーガスタナショナル女子アマチュア(予選) 初日◇3日◇チャンピオンズ・リトリートGC(米ジョージア州)◇6360ヤード・パー72>上々の立ち上がりだ。今大会3度目の出場となる六車日那乃が3バーディ・1ボギーの「70」をマーク。2アンダー・12位タイと上位で滑り出した。

ブライアンさんとスマイル2ショット【写真】

「ショットも安定していて、すごくいいゴルフができました。横にブレも少なく、特に縦距離が合っていたので、いいパットが打てる位置に乗せられました」と自画自賛のラウンドだった。スタッツでもそれは表れている。フェアウェイキープ率は92.86%。パットも27回と安定している。パーオン率は55.56%にとどまったが、ショットは好感触なだけに、ここは伸びしろと考えていいだろう。そして好調の要因がもうひとつ。今週はオーガスタ・ナショナルGCのハウスキャディを務めるブライアンさんがバッグを担いでいる。「優しくて、『俺に任せろ』みたいな感じ(笑)。すごく安心感があって、頼りになります」と、ナイスガイな相棒が好スタートに一役買った。ただ、油断は禁物だ。オーガスタでの決勝ラウンドに進出できるのは、予選2日間を終えた時点での上位30人のみ。そのカットラインとはわずか2打差。少しでも歯車が狂えば、決勝進出圏内からはじき出されてしまう。「ピン位置によって全然攻め方が変わる。グリーンを狙う正確性と、タッチが大事になると思います」と気を引き締める。昨年大会では決勝で「77」を叩き、22位タイに終わった。そのリベンジを果たすためにも、まずはあすの第2ラウンドに全力を尽くす。

<ゴルフ情報ALBA Net>