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木工ボンドでアイアンフェースの汚れが取れちゃうって知ってた?

春になって暖かくなりいざラウンドに行こうとしてクラブを見たときに、汚れやサビでヘッドがくすんでいたら良い気分も台無しだ。今回は、自分で簡単にでき、クラブを新品のように光り輝かせられる「お手入れ」方法を紹介したい。

木工用ボンドをフェースにつけても本当に大丈夫? 作業風景を写真でお届け

ゴルフのクラブは、ノーメッキのウェッジやパターを除き、基本的には表面がコーティングされ、腐食しにくく作られている。しかし、濡れた芝やバンカーからのショットなど、過酷な状況で使ったあとにお手入れをしないで汚れをためると、サビが出るなど劣化が進む恐れがある。ギアに精通する筒康博は、「クラブの汚れは、パフォーマンスの低下にもつながります」と指摘する。「汚れたグリップは滑りやすく、劣化も早くなりますし、フェース面も汚れが残ると構えたときの見た目や微妙な打感の変化が起こる可能性もあります。プロや上級者になるほど、クラブの手入れを大切にするのはパフォーマンスを出すことにつながるためです。そもそも、汚いクラブを使うよりも、キレイでピカピカなクラブの方がモチベーションも上がりますよね」。そんな筒が、今回はアイアン&ウェッジをピカピカにする作業手順を教えてくれた。【手順1】金属磨き用の「ピカール」でヘッドやシャフトをこするように磨く【手順2】フェースに「木工用ボンド」を塗って乾かしてから剥がす【手順3】キレイを長持ちさせるために「メッキ磨き剤」&「メッキ保護剤」でコーティングアイアンやウェッジのフェース面に「木工用ボンド」を塗布し、一晩ほど置いて剥がせばゴミがキレイにとれるというから驚きだ。なお、「ピカール」を使うときは、磨きすぎないことを意識しよう。アイアンのヘッドはほとんどがメッキ加工されていて比較的手入れしやすいものの、キレイになるからと研磨し過ぎるとメッキが剥がれ、表面が腐食しやすくなってしまう。まずはアイアンやウェッジからお掃除して、春のラウンドに備えてみてはいかがだろうか。齋藤 大さいとう・だい/インドアゴルフレンジKz亀戸店内にある「REAL SPEC GOLF」の代表・店長。精密な組み立てを得意とするクラフトマンで、ツアープロのクラブも手がける。ギアのお手入れ法にも精通筒 康博つつ・やすひろ/過去の名器から最新クラブまで豊富過ぎる知識を持つ通称“ギアコーチ”。インドアゴルフレンジKz亀戸店でヘッドコーチとして、日々アマチュアの悩みに応えている◇ ◇ ◇●最新ボール23機種のスピン量と打ち出し角を計測すると、面白いデータが判明。関連記事【最新ボール23機種の計測で判明した“7,500回転”の分岐点 アプローチのスピン量でミスの許容度は変わる!】でアナタに合うボールが見つかる!

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