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畑岡奈紗が昨年9月以来の予選落ち 次戦は6年ぶりのアリゾナ戦「気持ちを切り替えて」

<ファーヒルズ朴セリ選手権 2日目◇22日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>3バーディ・6ボギー・1ダブルボギーの「76」。午後組でスタートした畑岡奈紗は5つ落とし、トータル4オーバーで週末行きを逃した。「ちょっとしたことからショットのタイミングが合わなくなったり、そこからパッティングが思うように打ち出させなかったりした。こういう結果になって残念」と気丈に振り返った。

畑岡奈紗の真っ黒パター【写真】

カットラインを2打上回って2日目を迎えた。そして先に来たのは13番パー3のダブルボギー。そこから2連続ボギーを喫し、わずか3ホールで4ストローク落とした。17番ではチップインパー、18番では超ロングパットを決めてギャラリーを沸かせたが、流れは良くならない。「立て直すことができなかった」。カットラインと1打のビハインドから逆転を狙った後半は4ボギー(2バーディ)と、最後まで波に乗れなかった。「アイアンのタテ距離が合っていないし、ボールストライクがうまくいっていない」と好材料を得られないまま2日目が終わってしまった。予選落ちは昨シーズンで唯一喫した、9月「ポートランドクラシック」以来のことだ。来週はアリゾナ州で開催される「フォード選手権」。セビリアG&CCが舞台の新規大会だ。米8年目の畑岡だが、アリゾナでの試合は2018年「バンクオブホープ・ファウンダーズカップ」以来6年ぶり。昨年のアリゾナ戦は“苦手意識”からスキップしている。「久しぶりで楽しみな部分もありますし、今回、2日で終わるのは残念ですけど、反省して気持ちを切り替えて頑張りたい」。ショット、パットともに調整を施し、米通算7勝目に向けて準備する。

<ゴルフ情報ALBA Net>