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古江彩佳は悔し涙のリベンジへ 日本勢9人出場に「トップでいなきゃいけない」

<ファーヒルズ朴セリ選手権 事前情報◇20日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>5試合で4度のトップ10に入り、前戦の「ブルーベイLPGA」では3位に入った古江彩佳。大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ、「本当に良いスタートがずっとできているなという感じがあるので、このまま続けられたら」と、好調の波に乗ったまま米本土戦に挑む。

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とはいえ、昨年大会では悔し涙を見せた。日本ツアーを含めて3戦連続トップ3の成績でパロス・ベルデスGCのに乗り込んだが、初日「72」、2日目は「75」を叩いてトータル5オーバーに終わった。「グリーンに対応できなかった」と、ポコポコと跳ねるのが特徴のポアナ芝に苦しみ、日米を合わせれば19試合ぶりの予選落ちだった。今年も状況は似ている。「ここは3回目の出場になるんですけど、トリッキーなコースって言う印象がある。ラフもすごく難しいですし、グリーンの芝も本当にジャンプばっかりする。しっかりグリーンにオンさせて、イージーなパターを残していけたらなと思います」とやはりグリーン上に警戒感を示しながら、今年は完全攻略を目指していく。そして、昨年の雪辱を晴らすための好材料もある。ここまでのフェアウェイキープ率は89.29%でツアー全体2位。とにかく曲がらない。「ドライバーは今年から新しいものに変えてすごく良い感触があるのでフェアウェイキープ率にもつながっているのかな。少し飛ぶようにもなって、そこが上位争いが多くなってきている部分につながっていると思います」と今季好調の要因を分析。厄介なポアナ芝攻略に向けて、まずはティショットをベストポジションへ運んでいきたい。今大会には古江を含め、日本勢9人が出場する。「練習ラウンドをしてみて、9人という人数はすごく多いと思う。毎回どこに行っても日本人選手がいるのはすごく新鮮な感じがして、やっぱりみんなで頑張りたいし、その中でもトップでいなきゃいけないという気持ちもすごくあります」。ポイントランキングは日本勢最上位の2位。実力を存分に発揮し、昨年のリベンジを果たしたい。

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