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稲見萌寧は久々の米本土戦へ 「もう1回気合いを入れ直して頑張りたい」

<ファーヒルズ朴セリ選手権 事前情報◇20日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>今季初戦「ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で19位タイに入ると、翌週「LPGAドライブオン選手権」では8位に入るなど好調なシーズンを切ったが、その後のアジア大会で棄権や予選落ちが続いた。「もう1回気合いを入れ直して頑張りたいなと思います」と、米本土戦に向けて気持ちを引き締めた。

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「キャディさんから『LPGAツアーの中で1番を争うくらい』と聞いている」というパロス・ベルデスGCの激しいアップダウンに備え、中国大会から1週間ほどのオフは「コースで多めに練習しました」と入念に調整を重ねた。西海岸特有のポアナ芝については、「初めてなのですごく楽しみなのと、どうなるか分からない不安はあるんですけど、なるべく早く対応できるようにしたいなと思います」と前向き。ただ、「ティショットとかショットも上手くいかないと難しいなと思う。グリーンも高低差があるわりにはすごく小さい。より一層ショットをどこにつけるか、ミスをするならどっちとか、マネジメントがすごく大事になるかなと思います」と分析。稲見にとって今週はショットがキーポイントになりそうだ。久々の米本土戦に向けて「楽しみながら予選の通過を第一に頑張りたいと思います」とまずは現実的な目標をクリアしていくつもりだ。そんな稲見は最も活躍したルーキーに贈られる賞である「ルイーズ・サグス・ロレックス・ルーキー・オブ・ザ・イヤー」でトップ(88ポイント)に立っている。1990年に小林浩美が獲得したこともあり、34年ぶりの日本人戴冠にも期待がかかる。

<ゴルフ情報ALBA Net>