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吉田優利が米国初戦で投入!タイガーと同じ「ボール選び」のポイントとは?【春のクラブチェック】

<ファーヒルズ朴セリ選手権 事前情報◇20日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

吉田優利はタイガーが開発陣に求めた「ディープ感」に響いていた【写真】

昨年末の最終予選会を7位で通過し、米女子ツアーの出場権を獲得した吉田優利が、今年の初戦、米国デビュー戦を迎える。約3か月間も試合に出場せず調整に当ててきたというが、契約するブリヂストンの新作投入はあったのか。まずは、同社公開の使用ギアが下記だ。 【吉田優利の同社使用ギア】 ※が新投入1W:ブリヂストン B1ST(9.5°スピーダーNX GREEN 50S 45?D1)3,4U:ブリヂストン TOUR B JGR HY(21,24°ATTAS EZ 75S)5I:ブリヂストン 222CB+(KBS TOUR 90S)6I?PW:ブリヂストン 221CB(KBS TOUR 90S)48°:ブリヂストン BRM2(KBS TOUR 90S)52,58°:ブリヂストン BRM2 プロトタイプ(KBS TOUR 90S)BALL:ブリヂストン TOUR B X ※ クラブを中々替えない吉田だけに昨季使用したものが大半だが、ボールだけは新しい『TOUR B X』へ切り替えていた。昨季、国内女子ツアーのリカバリー率「71.38%」で1位だったが、タイガーが監修した新作への切り替えについて「自分的にはアプローチが一番良かった」と、決め手を話している。 「(新しいXは)すごくスピンが入って飛び方が全然違いました。自分はもうちょっとこう(フェースへの)乗り感が少なく棒球っぽく出るようなイメージかなと想像してたんですけど、すごい乗っていたのでびっくりしました。(新しいXSはフェースに乗る時間が)もっと長いです。球を止めたかったり、技を使いたい人は『XS』がいいと思いますね。バンカーとかも結構キュッと止まる感じの飛び方でした。 この球を打ちたい時もあるので『試合中にボールだけ替えられないかな』って思うぐらい(笑)。もっと『X』とかけ離れたボールなのかと思っていたんですけど、いいところもたくさんありますし、自分のゴルフとか好みに合わせて選べる2タイプだなと思います。アプローチが一番感じやすいと思うので、どっちにしようか迷っていたらアプローチを打ってどっちかを決めるといいんじゃないかなと思います」(吉田) 昨年まで使用した前作『X』との違いについて、ドライバーのティショットは「相変わらずいい。アゲンストの風でもしっかり球が前に飛んでいってくれるので不安は一切ない」と話し、アイアンショットも「前作より球離れしすぎないですけど、しっかり乗り感もありつつすごくいいなと思う」。また、同社のボールは傷にも強く、1ラウンドで「1個しか使わない」とか。 使い慣れたブリヂストンのクラブと、タイガーが新作で開発陣に求めた【DEEP感】(フェースに長く乗り、打感もソフトなことの表現)を増した新しいボールを武器に、米国初陣に挑む。

<ゴルフ情報ALBA Net>