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「一球一球魂を込めて」 六車日那乃がアジアNo.1戴冠へ好スタート【初日コメント集】

<アジアパシフィック女子アマチュア選手権 初日◇1日◇サイアムCC ウォーターサイドC(タイ)◇6309ヤード・パー72>初出場・初優勝。そんなシナリオも見えてきそうだ。六車日那乃が6バーディ・2ボギーの「68」でプレー。首位と1打差の4位タイで滑り出した。

19年には安田祐香が優勝【写真】

バーディ発進とすると、2番からは連続ボギー。それでも4番ですぐさま取り戻すと、そこからは会心のプレーを見せた。「前半はショットがあまり良くなくて耐えるゴルフが続いていたけど、後半からいいリズムで回れて良かったです」。1つ伸ばして折り返すと、後半はボギーなしの3バーディ。ぐんぐん伸ばしていった。序盤は曲がっていたショットをアプローチとパターのショートゲームで耐え、後半はチャンスをものにしていく。「アプローチとパターが良かったので、結構しのげたかな」と持ち味を発揮しながら、ショットについてはプレー中に修正することに成功した。世界アマランキング22位でフィールド2番手につけるなか、その実力を発揮した。リーダーボードの上位には昨年覇者のエイラ・ガリツキー(タイ)などの有力選手がそろう団子状態だが、ここから首位奪取を狙う。「一球一球魂を込めて頑張りたい」。海外メジャー出場権などの豪華特典も用意されているビッグトーナメントで、まずは目の前のプレーに集中していく。

そのほか日本勢のコメント■橋本美月(2アンダー・12位タイ)「(もっと)伸ばせたかなと思うところもあるけれど、欲は言わずに、今の自分の状態でこのゴルフだったので、自分をほめてあげたい。2日目もの目前の一打一打に集中して、なんとか3日目につなげられるゴルフができたらいいなと思います」■新地真美夏(1アンダー・26位タイ)「調子はいいのですが、マネジメントや戦略が(悪かった)。前半で池に2発入れてしまった。もったいない。4打差なのでちょっとずつ、いきなりビッグスコアが出るとも思わないので(追いかけたい)。初日のプレーは60点でした」■飯島早織(イーブンパー・32位タイ)「グリーンは乗って入ってもおかしくないような距離についていたけれど、それが上手く決まらなかった。バーディもボギーも来ないような、ストレスのたまるような内容だった。でも楽にパーパットを打てていた。3日間で5打差と考えたらそんなに大きくない。上がどんどん伸びると思うので、2日目は攻めていきたい」■吉田鈴(イーブンパー・32位タイ)「ボギーが4個だったけど、バーディも獲り返せたのですごくいい日だった。今年最初の試合で慣れていないところもあってそこがボギーになっていた。修正して後半につなげられたと思う。オーバーパーを1日も打たないことが目標なので、アンダーで回れるような状態にしておきたい」■寺岡沙弥香(2オーバー・51位タイ)「前半は初日ハーフしか回っていなくて、そのときも熱中症気味でほぼ覚えていなかった。前半終わったときに『そんなに覚えてなかったから仕方がない!』と切り替えられた。後半はノーボギーで回れて良かった。5アンダーを目標に。カットラインはできるだけ気にせずに。ミスしてもカリカリしないように頑張りたい」

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