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来季の米ツアー切符をかけた最終戦が開幕! “正念場”となる渋野日向子はM・キャストレンらと、勝みなみはA・ナリンらと同組

<ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン 事前情報◇7日◇ペリカンGC(フロリダ州)◇6268ヤード・パー70> 全4戦で開催された米国女子ツアーのアジアシリーズが終了。米国女子ツアーは今週から会場を米本土、フロリダ州へ移動し、残り2試合が行われる。現地時間の9日(木)から行われる大会の初日組み合わせが発表された。

先週撮りたて! 渋野日向子のドライバースイング【連続写真】

今大会は2020年に新設されたトーナメント。昨年までは「ペリカン女子選手権」として開催されてきたが、今シーズンからLPGAの殿堂入り選手であるアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)の名前を冠した大会名となった。注目の日本勢は米女子ツアーを主戦場とする4人が出場。前週の唯一の日本開催となった「TOTOジャパンクラシック」で40位タイに終わった渋野日向子は、ツアー通算1勝のマチルダ・キャストレン(フィンランド)、ツアー未勝で21歳のルーシー・リー(米国)と同組に入り日本時間10日の午前1時35分にスタート。年間ポイントレース81位から、来季のフルシードが得られるランキング80位以内を目指す。 9月の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」3位、アジアシリーズ初戦の「ビュイックLPGA上海」で8位に入るなど好調を維持し、先週の母国試合を15位タイで終えている西村優菜は、今年の「CPKC女子オープン」でツアー初優勝を挙げたメーガン・カン(米国)、ツアー通算1勝のパウラ・レト(南アフリカ)とのグルーピングで日本時間9日の午後22時16分にティオフ。 ポイントランキング日本勢最上位(10位)の古江彩佳は、2017年から2季連続で欧州ツアーの賞金女王になっており、米ツアー通算2勝を挙げているジョージア・ホール(イングランド)、ツアー通算2勝のイン・ルオニン(中国)と初日を戦う。前戦を71位で終え、ポイントランクを77位から1ランクダウンした勝みなみはアン・ナリン(韓国)、ニコール・ボロッホ・エストラップ(デンマーク)と同組で初日をティオフ。ポイントランク78位からのシード獲得を目指す。 前戦の最終日で優勝争いを繰り広げたが、無念の8位タイで終えた畑岡奈紗と、2021年の「全米女子オープン」に続く2勝目を狙っている笹生優花は今大会にエントリーしていない。 来季の米ツアーフル出場の切符をかけて戦う勝みなみと渋野日向子にとって、今週は正念場。シード獲得条件のポイントランキング80位以内をかけて挑んでいく。

<ゴルフ情報ALBA Net>