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米ツアー初Vの稲見萌寧は21ランクアップの72位 畑岡奈紗18位、山下美夢有20位の日本2強は変わらず【女子世界ランキング】

女子ゴルフの6日付最新世界ランキングが発表された。

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先週、日本で行われた米国女子ツアー公式戦「TOTOジャパンクラシック」で今季初優勝を挙げた稲見萌寧が、93位から72位に浮上した。一時はトップ20を推移し、2021年に行われた東京五輪代表にも選ばれていた稲見だが、なかなか勝てなかった今季は、徐々にその順位を落としていた。この自身初の米ツアー制覇を、再浮上の狼煙にしたい。同大会を8位で終えた畑岡奈紗は、順位を1つ下げながらも18位で最上位をキープ。続いて20位に山下美夢有、21位に古江彩佳がつけている。以下、25位に笹生優花、36位に岩井明愛と続き、47位の櫻井心那までがトップ50。米ツアーを主戦場にする選手は、西村優菜が69位、渋野日向子が82位、勝みなみが86位という結果になった。1位は中国のイン・ルオニンで変わらず。2位のリリア・ヴ(米国)、3位のセリーヌ・ビュティエ(フランス)、4位のコ・ジンヨン(韓国)までは変動なし。5位のミンジー・リー(オーストラリア)、6位のネリー・コルダ(米国)が入れ替わったが、そのほかの上位陣にも大きな動きは見られなかった。米国女子ツアーはアジアシリーズを終え、今週はフロリダ州で「ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン」を9日から開催。来週のシーズン最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」はポイントランク上位60位までしか出場できない大会のため、ここが今季ラストマッチになる選手も多い。日本ツアーは、10日から3日間大会の「伊藤園レディス」が行われる。

<ゴルフ情報ALBA Net>