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「子どもはうどんが大好き」 横峯さくらが19年ぶり出場の下部ツアーで“連勝”&“ママ初V”へ

<日台交流うどん県レディース 初日◇13日◇満濃ヒルズカントリークラブ(香川県)◇6494ヤード・パー72>レギュラーツアー通算23勝。2009年には賞金女王にも輝き、長年米国女子ツアーでも活躍してきた。37 歳になった横峯さくらは、19年ぶりに出場した下部ツアーでのラウンドを、「とても楽しかった。ただ、すごく頭を使いました」と振り返る。

横峯さくらと愛しのベイビー【写真】

04年8月のプロテストに合格した横峯が、これまでステップ・アップ・ツアーの試合に出たのは、その年の10月に行われた「穴吹工務店レディースカップ」のみ。ここでプロ初優勝を挙げているが、19年の時を越えての“ステップ連勝”が、今週見えてきた。初日を終え、首位と1打差の4アンダー・2位タイ。「6バーディの要因は、パッティング。一番長いのは12メートルが入ってくれました」と、グリーン上が冴えわたった。永久シードが得られる通算30勝を目指し復帰した日本ツアー。実績十分という存在だが、求めているものはこれから開花を目指す若い選手らと何も変わらない。「今JLPGAツアーで活躍している選手は、ステップから飛躍していった選手が多い。私もみんなと同じ気持ちで、この場に立ってます」。昨年末には1次から出る必要があったQT出場を回避。今季は出られる試合でポイントを稼ぎ、リランキング52位の資格でこの試合にも出場している。21年2月に出産した長男・桃琉(とうり)くんを育てながらツアー生活を送るが、まだ“ママさんV”には手が届いていない。「私の子どもは、うどんが大好き。きのうは家族みんなで食べて力をつけました。あすも自分のやるべきことにフォーカスしていきたい」。大会名にちなんだメニューを囲んで過ごした幸せな時間と、なによりもその家族の支えを、“2戦2勝”の力にしていきたい。

<ゴルフ情報ALBA Net>