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21歳の久常涼が欧州ツアー初優勝 青木功、松山英樹に続く日本勢3人目の快挙

<カズー・フランスオープン 最終日◇24日◇ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)◇7247ヤード・パー71>DPワールド(欧州)ツアーのフランス戦は最終ラウンドが行われ、首位と4打差の5位から出た久常涼が7バーディ・2ボギーのラウンドで5つ伸ばし、トータル14アンダーで欧州初優勝を飾った。

欧州制覇!久常涼のドライバースイング【連続写真】

4番でボギーが先行したが、5番ですぐさまバーディを奪いバウンスバック。8番でもボギーを叩くが9番でまたしても取り返し、イーブンで折り返した。すると10番でバーディ。12番から2連続、15番でもバーディを奪い一気にトップに躍り出ると17番でダメ押しのバーディ。後続を振り切って栄冠に輝いた。久常は2020年12月、高校3年時にプロ転向。21年は国内下部ツアーで出場機会を増やし3勝を挙げてレギュラーツアーに昇格。7試合でシードを確定させた。22年も国内シードを守り、11月には欧州ツアーのQT(予選会)を7位で突破。今季は欧州メインのスケジュールで転戦を続けてきた。先週までの戦績は昨年11月の開幕戦で2位に入ったのを含めトップ10が6回。青木功、海外メジャーとWGC(世界ゴルフ選手権)に勝利している松山英樹に続く日本勢3人目の同ツアー勝者として、21歳が歴史に名を刻んだ。首位と1打差の3位からスタートした比嘉一貴は1番でボギー、2番でトリプルボギーを喫し優勝争いから脱落。その後は持ち直したが、トータル9アンダーの6位タイに終わった。

<ゴルフ情報ALBA Net>