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「今大会に懸ける思いは強い」 ルーキー大須賀望が初の首位発進から開く来季への道筋【ステップ・コメント集】

<中国新聞ちゅーピーレディース 初日◇21日◇芸南カントリークラブ(広島県)◇6590ヤード・パー72>雷雲接近のため一時競技が中断された一日だが、ルーキーの大須賀望は集中を切らすことなく、ボギーなしの6アンダーで駆け抜けた。自身初となる首位発進を「ボギーなしを、難しいシチュエーションの中で達成できたことは素直にうれしい」とよろこぶ。

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目標は「5アンダー」だったが、前半のうちにそれは達成し、さらに1つ貯金も作った。2位になった6月の「ルートインカップ」でも6位という滑り出しだっただけに、“初優勝”への期待も膨らむ結果といえる。本人も「優勝を狙っています」と力強く目標を語る。現在ステップ・アップ・ツアーの賞金ランクは6位。このままの位置でも、3〜10位以内の選手に与えられる最終QT出場権は得られるが、見るのはもちろんさらに上だ。1、2位には来季レギュラーツアーの前半戦出場権が付与される。1位のウー・チャイェン(台湾)は通算1760万8750円を稼ぎ独走を続けるが、2位の鬼頭さくら(811万4607円)との差は約129万円。今大会を含め残る9試合と終盤に差し掛かっていくが、十分にひっくり返せる差だ。「残りの試合が少なくなってきている中で、今大会に懸ける思いはとても強い。初めて首位で2日目を迎えますが、自分のやるべきことに集中したいです」。もちろん優勝でも、最終QT出場権は確定。21歳はここから、より来季を強く意識した戦いを続けていく。以下、その他主な上位勢のコメント。■高木萌衣(4アンダー:3位タイ)「前半、雨が強くなってきた難所の4番から6番を、1つのボギーで耐えられたのは合格点です。競技再開後は、グリーンも止まりやすくなっていたので、伸ばすことを意識。自分が獲りたいホールをモノにできてよかった。夏場は疲れて予選落ちが続いた分、これから調子を上げていきたいですね。初日ではひさびさの上位フィニッシュ。上だけをみてプレーしたい」■米澤有(4アンダー:3位タイ)「強い雨もありましたが、グリーンコンディションが素晴らしかった。ゴルフ場の方々の努力に感服しています。ここ最近、パッティングが悩みのタネでした。先週からジャストタッチを心掛けていたら、フィーリングがよくなった。それがこのコースのグリーンと合ってくれたのかな。あすもパッティングで流れをつくりたい」■西山ゆかり(3アンダー:6位タイ)「4連続バーディもあったし、ひさしぶりにいい感じだな〜と思いながらラウンドできました。競技中断があって、再開後の14番ホールでもバーディ。気持ちを切らすことなくできました。カギとなるホールは6番と17番ですかね。アプローチとパッティングが大事になってくる。あす以降、自分が持つイメージをコースと対峙させながら、プロセスを大切に。優勝を目指します」■石川怜奈(2アンダー:10位タイ)※広島県出身「きょうは中断もありましたが、長くは感じなかったです。2021年大会では優勝しましたが、優勝経験者という意識は全くしていない。一番は、地元なので頑張りたいという思いが強いですね。あすは60台を目標に、地道にコツコツと頑張ります」

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