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「もう、本当に、うーん…」パッティングに苦しむ勝みなみは114位と出遅れ

<クローガー・クイーンシティ選手権 初日◇7日◇ケンウッドCC(オハイオ州)◇6515ヤード・パー72> 出だしの3連続ボギーが最後まで重くのしかかった。勝みなみは2バーディ・4ボギーの2オーバー・114位タイの出遅れに悔しさをにじませた。「とことん外れましたね」と出だしから3連続ボギー。1番はグリーン手前からのアプローチを2メートルに寄せるも入らず。2番、3番は3パットボギーと、出鼻をくじかれた。

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「もう、本当に、うーん…」。前週の「ポートランドクラシック」でもパッティングに苦しみ予選落ち。今週は心機一転の復活劇と行きたいところだったが、「何が悪いのか…」と入る手応えを感じられないまま、1日が終わってしまった。どうしてもカップに沈まないボールをグリーン上で何度も凝視した。「先週のイメージとか、入らないイメージもあって、自身を持って打ち切れない部分がある」。後半は思い通りのタッチを出せるよう上向き傾向になるも、「入らなければ意味がない」と、取材対応後には練習グリーンに直行。気持ち悪さを解消しようと必死のもがきは続く。カップに近づけば近づくほど、カップに嫌われる今の状態はストレスがたまる一方。「めちゃくちゃ惜しい。やばいですよね」と怒りと悔しさの入り交じった感情が堰を切ってあふれる。「自分に苛つき過ぎてヤバかった」と口にすることで、この日のもどかしさは過去のものにする。「あしたは早めにいいバーディを獲りたい。悪いイメージを打ち消していきたい」。悩み多き米国女子ツアー1年目。次から次へと降りかかる難局を乗り越えた先に、アンダーパーの世界が待つはず。「上位に食い込めるように頑張りたい」。残り少ないシーズン。待ちわびるバーディラッシュを実現するのは、今週しかない。(文・高桑均)

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