このエントリーをはてなブックマークに追加

父に初勝利を… ルーキーのウー・チャイェンが挑む“5度目の正直”

<ユピテル・静岡新聞SBSレディース 2日目◇17日◇静岡カントリー浜岡コース(静岡県)◇6514ヤード・パー72>またまた、またまたチャンスが巡ってきた。ルーキーのウー・チャイェン(台湾)が「69」をマークし、トータル5アンダー・単独首位に浮上。トップで最終日を迎えるのはこれで今季3度目となる。

吉兆! 幸運のタマムシ発見【大会フォト】

だが、いまだに勝利はない。母国で行われた「CTBCレディス」から3戦連続で2位。先週の「ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース」でも5位タイと、直近4戦で優勝争いに絡みながら初優勝を逃し続けている。それでも、「(トゥデイ)3アンダーのスコアは満足しています。ラウンドを重ねる毎に、どんどん自信はついている」と日本のコースにも慣れてきているだけに、初タイトルへの欲求はどんどん膨らんでいる。今季の予選ラウンド平均ストロークは『69.8353』で全体1位。ところが、これが決勝ラウンドとなると『72.6028』で全体23位まで落ち込んでしまう。鬼門の最終ラウンドを攻略し、“シルバーコレクター”の称号を返上できるか。「18日は日本では父の日。優勝を届けることができるようにしたいですね」。母国・台湾に吉報を届けてみせる。【そのほか上位勢のコメント】■一ノ瀬優希(2位:-4)「連続ボギーのスタートだったのでどうなるかと思いました。ただ後半も3連続バーディがあったりと気持ちよくラウンドできた。ミドルパットが入ってくれたおかげです。最終日最終組で緊張すると思うけど、やりきりたい。お父さんと旦那さんへ、最高のプレゼントができるように」■山田成美(3位T:-2)「ライン読みがうまくいかなかったのが反省点。ショットに関しては初日より風が弱かったので、組み立てしやすかったです。ダブルボギーの後も取り返すことができているので、成長している実感はある。優勝を頭に置きながら、自分のゴルフをすることに徹していたら結果もついてくると思います。最終日は自分のプレーを貫き通す一日にしたい」

<ゴルフ情報ALBA Net>