このエントリーをはてなブックマークに追加

前週は2カ月ぶりのトップ10 笹生優花、新アイアンにさらなる期待

<ショップライトLPGAクラシック 事前情報◇8日◇シービューGC ベイC(米ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71> 米国女子ツアーでは珍しい総距離6200ヤード未満のコースで、笹生優花があるテストを行う。先週の「ミズホ・アメリカズオープン」で5戦ぶりとなる予選通過を果たすどころか7位タイに入ったが、今週も調子は悪くなさそうだ。

笹生優花のニューアイアンはこちら【写真】

先週から3番ウッド、アイアン、パターを替えて臨んだが、これが“当たり”。暴れていたティショットの回復も相まって、バーディチャンスを量産しスコアを伸ばしていった。 今週のコースは先週とは打って変わって様相が一変。ティショットで刻むことも多く、なおさらアイアンの精度が求められる。さらには不規則なポアナ芝のグリーンもあって、あらゆるショット、技、パットが試される。総合力勝負の一戦は、ニュークラブをまんべんなく試すいい機会ともいえそうだ。 「先週はアイアンも新しく、あまり期待していなかったけど」としながらも好感触を認める。「今週は2週目なので、違うフィードバックがあるのかなと思います」。手応えを感じながら臨む今週で、感触を自信につなげたい。 開幕からの4試合で6位が2度と好スタートを切った。その4試合目、3月の「ドライブオン選手権」ではアルバトロスを達成するなどド派手なゴルフでシーズンを開始したが、その後は不振に陥るも「特に気にはしていなかった」と気長に待った浮上。「いつも期待はしています」と、今週は2年ぶりの優勝に向けて、スタートダッシュを図る。(文・高桑均)

<ゴルフ情報ALBA Net>