このエントリーをはてなブックマークに追加

ナイターゴルフは幻想的なだけじゃない 実はスコアがでるって本当?

ナイターゴルフといえば、日中の太陽の下で行うラウンドと違い“幻想的な雰囲気の中で楽しめるゴルフ”が一番の魅力。夏でも涼しい点や、比較的プレーフィが安価なことなども挙げられる。

ゴルフコースで発見した異変! 「グリーンにある黒いシミって腐っているの?」【写真】

しかし実際のナイタープレーでは、日中との違いに戸惑うゴルファーが多いのも事実。そこで、ナイターゴルフのプランが充実しているムーンレイクGC茂原コースで、実情に詳しい千葉浩輝副支配人(以下、千葉副支配人)にスコアメイクや楽しみ方のコツを聞いてみた。  ラウンド中に抑えておきたいことについて千葉副支配人は「スコアをまとめる秘訣は、ボールを曲げずに、手前から攻めることです。それから、薄暮の時間帯はボールを追いにくいため、同伴競技者がしっかり見ておくことも大切だと思います。距離感については、GPSナビで残り距離を正確に把握するのが理想的ですね」。 この話でピンときた人もいると思う。スコアメイクの鍵は日中のプレーと同じということ。スコアをおとしやすいシーンで多いのはグリーン周り。とくにグリーンの奥はとても暗くロストボールの危険度が高い。証明の光が届いている手前から攻めることで、リスクを回避したい。 ナイターラウンドでは潜在的に、ロストしたくない気持ちが強まるため安全に攻める気持ちが生まれやすい。その結果いいスコアが出る可能性が高くなると考えられる。ちなみに、ロストボール対策としてはカラーボールやLEDで光るボールを使うこともおすすめ。ただ、カラーボールの色によっては逆に見えにくい場合があるため注意。いろいろなシチュエーションを考えるとオレンジ色などがいいらしい。 他にも抑えておくことがある。それは各ホールティショットを打つ前にカートに設置されたGPSナビやコースレイアウトシートの確認。夜間は距離感がつかみにくくなるため、グリーンまでの残りの距離や木などのハザードの位置、影の出方といった状況を把握することも大切だ。残り距離はGPSナビなどを活用して計測する。 スコアメイクの話しはここまで。ナイターラウンドの際は事前に確認しておいたほうがいい重要なことがある。それは、ゴルフ場のナイター営業の設備について。日中ラウンド組が回り終わった時間帯にスタートしていくため、ロッカー利用の可否、プレー後にお風呂やシャワーが使えない可能性がある。 千葉副支配人はムーンレイクGC茂原コースのナイター営業の設備について「当コースは、ロッカー、ショップ、浴室の利用(23時30分まで)も可能ですから、楽しみはプレーだけではありません。また、レストランも16時まで軽食利用が可能ですし、コースメンテナンスではボールが見つかりやすいようにラフを短めにしています」。これならナイター初心者の方でも安心して楽しめるに違いない。 もし、ナイター営業の設備が充実していない場合は、ゴルフ場に持ち込む荷物をラウンド中に必要な物だけにしたり、小腹が空いたときのためにお菓子類や軽食の準備、プレー後にスッキリできるために汗拭きシートの持参もおすすめしたい。他、ラウンド中ではボール探しに効果的なハンディライト、残り距離を計測できるGPSナビ、夏場は虫よけグッズなども。 ナイターゴルフは日中と違って組数も少ないので、比較的に前の組を待たずにプレーすることができること、高速道路が一番混みやすい夕方を避けて夜に帰れるので渋滞の心配もあまりないのも魅力的。夏は暑さや日焼けも日中に比べて少ないので、熱中症対策にもなれば、紫外線を気にする女性にもおすすめ。 今回はナイターゴルフのラウンド中の攻略や魅力、準備する物などについて紹介。ゴルフ場によってプランや営業内容が異なるのでスムーズにラウンドできるためにも事前に確認を行うことは必須。ゴルフは1日中楽しめるスポーツ、時間を有効的に活用してゴルフを楽しむ人が増えたら嬉しい。

<ゴルフ情報ALBA Net>