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星野陸也は石川遼とガルシアに並ぶ“15R連続60台”「ちゃんと出しました!」

<ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 初日◇20日◇PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)◇7039ヤード・パー70>星野陸也はホールアウトすると、開口一番「ちゃんと60台出しました」と笑った。実はきょうの「66」で連続60台が『15ラウンド』となり、セルヒオ・ガルシア(スペイン)と石川遼のツアー記録に並んだのだ。石川は前週の「関西オープン」の2日目にツアー記録タイに並んだが、3日目に「73」を叩き、記録更新とはならなかった。

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茨城県出身の星野にとって、このPGM石岡ゴルフクラブは家から30分のいわばホームコース。JGTOの単独開催だった昨年大会では2位、同会場で行われた昨年10月の「HEIWA・PGMチャンピオンシップ」では優勝と得意にしている。残り3日間あるが、パー70の設定でバーディ合戦が予想されることから、新記録樹立の可能性は高いといっていいだろう。記録について本人は、「気にならないようにしているけど、気になっちゃうんですよね。どっちみち60台を出すことは大事。でも、プレッシャーはあるような気もして。マイナス1、マイナス1、マイナス1…が重要。きょうも良かったです」と胸をなで下ろす。13 番ホールを終えて1アンダーで、このままなら「69」というところだった。14、15番を連続バーディ、続く16番パー5ではグリーン奥のからのアプローチを直接入れてイーグルを奪い、60台の安全圏に入った。優勝すれば欧州ツアーの今季の残り試合と、2024、25年シーズンのシード権が得られる共催大会。トップと3打差の4アンダー・14位タイ発進と初日はまずまずの位置につけた。今年から欧州ツアーに参戦している星野も「優勝シードや欧州ツアーのポイント、世界ランキングのポイントも関わってくる重要な大会」と位置づけている。「明日も(60台を)出さないと、優勝争いにもつながらないので。記録も含めて頑張ります」。プレッシャーを感じながらも、最後は明るく笑って締めた。(文・下村耕平)

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