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LPGAツアーがマレーシアへ! “メイバンク選手権”が新規開催

28日、米LPGAツアーが今季、新たにマレーシアでの大会開催を発表した。10月26〜29日、マレーシアのクアラルンプールG&CCで72ホールを予選落ちなしプレー。出場選手は78名で賞金総額は300万ドル(約3億9000万円)で、メジャー大会を除いて今季の最高賞金額となる。

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大会の冠スポンサーとなる“メイバンク”は従業員数4万2000人のアジアを代表するメガバンクで、ASEANを中心に18カ国に2600支店を持つ。メイバンクは同地域でのスポーツ発展に過去14年間以上尽力している。「6年ぶりにマレーシアでLPGAツアーが開催されることにとても興奮している」とモリー・マーコックス・サマン会長はコメントを発表。10〜17年のあいだ、マレーシアでは「サイム・ダービーLPGAマレーシア」が開催され、インビー・パーク(韓国)、レクシー・トンプソン、ジェシカ・コルダ(ともに米国)らが勝利している。マレーシア出身の選手、ケリー・タンは「ゴルファーとして再びマレーシアで大会が開催されることはとても誇りに思う。メイバンクのような企業がLPGAツアーをスポンサーすることはマレーシアでのゴルフの発展に大きな意味がある。マレーシアで世界トップ女子選手のプレーが観戦できることは最高にうれしい」と話した。この日程は元々「台湾スインギング・スカーツLPGA」が台湾で開催予定だったが新型コロナウイルス感染拡大で20年大会以降は中止。当初は開催予定だったが今季は「大会オペレーションに支障がでた」ことから先日中止が発表されていた。米LPGAツアーは10月12〜15日に中国で「ビュイックLPGA上海」、10月19〜22日に韓国で「BMW女子選手権」、10月26〜29日にマレーシアで「メイバンク選手権」、そして11月2〜5日に日本ツアーと共催の「TOTOジャパンクラシック」(太平洋クラブ美野里コース)と4大会がアジアで開催される。(文・武川玲子=米国在住)

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