このエントリーをはてなブックマークに追加

逆転でABEMAツアーの賞金王に 来季はレギュラーで初V目指す 大堀裕次郎【きょうは誰の誕生日?】

11月20日は、プロ10年目を迎えた大堀裕次郎の誕生日。1991年生まれで、きょうで31歳。今季は男子下部ツアーのABEMAツアーの最終戦「ディライトワークスJGTOファイナル」でシーズン2勝目を挙げ、逆転で同ツアーの賞金王に輝き来季のレギュラーツアー出場資格を獲得した。

今季の三井住友VISA太平洋マスターズ初日を2位発進した大堀裕次郎【写真】

主催者推薦で終盤のレギュラーツアーにも出場しており、「三井住友VISA太平洋マスターズ」では9位タイに入るなど、好調をキープしている。

兵庫県出身。10歳でゴルフをはじめ、中学生だった2006年に「日本ジュニア」で3位となり、将来のナショナルチーム入りを目指す中学生によるチーム“チームジャパンジュニア”に選抜された。

大阪学院大に進学後はドライバーイップスになり苦しい時期を経験したが、4年生になると復調して「関西アマ」、「日本アマ」を制覇。13年にプロ転向を果たした。

16年にレギュラーツアーで初シードを獲得。それから18年まで3年連続でシード権を維持し初優勝が期待されたが、19年は右足首の捻挫やドライバーの不振が重なりシード落ち。翌20年のオフには、その右足の手術を受けた。

シーズン中もあえて筋トレに取り組んだことが結果につながった。手術した右足も回復し、「緊張感の中でも自分のスイングができるようになった」という。

ABEMAツアーのホールアウト後のインタビューでは、コテコテの関西弁でファンを喜ばせることもしばしば。3季ぶりのシード復帰を果たし「来年が勝負」という31歳。レギュラーツアー初優勝に期待がかかる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>