11月16日は、ツアー通算16勝を挙げている谷原秀人の誕生日。1978年生まれで、きょうで44歳。今季はジャパンゴルフツアーの選手会長を務めている。
広島県尾道市出身。12歳からゴルフをはじめ、東北福祉大時代は「中国アマ」で3連覇。ナショナルチームでもプレーした。
プロ入り後に素質が開花。2002年のQTをトップ通過すると、03年の「マンダムルシードよみうりオープン」でツアー初優勝。05年は予選会を経て米ツアーに挑戦。ケガもあってシーズン途中で帰国したが、翌06年は「JCBクラシック仙台」、「サン・クロレラクラシック」とシーズン2勝、「全英オープン」でも5位に入る活躍を見せた。
その後もコンスタントに勝ち星を積み重ねて、16年「日本プロ」で初のメジャータイトルを奪取。同年は池田勇太と賞金王を争い2度目の賞金ランク2位になった。17年は「WGCデルテクノロジーズ マッチプレー」で4位に入り2度目の「マスターズ」出場を果たすと、欧州ツアー「BMW選手権」で3位に入り、18〜19年に欧州ツアーを主戦場とした。
20年から日本ツアーに復帰すると、「日本オープン」、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で優勝争い。そして21年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、最終日を2位と2打差の単独首位からスタートし、一時は金谷拓実に並ばれたものの、最終ホールでバーディを奪い5年ぶりの勝利を飾った。そして「ゴルフ日本シリーズJTカップ」でも勝利し、終盤に挙げた2勝で賞金ランクは4位。存在感を示したシーズンだった。
22年はサウジの新リーグ、「LIVゴルフ」に参戦し、5戦に出場。「第2戦atポートランド」の団体戦では、谷原をキャプテンとして香妻陣一郎、稲森佑貴、木下稜介と“チーム・ジャパン”を経成し4位で終えた。そして国内戦では最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にディフェイディングチャンピオンとしての出場を控えている。
<ゴルフ情報ALBA.Net>
■谷原秀人新選手会長が掲げる“一致団結”と“ファンへのアピール”
■「いいものは日本に持ち帰りたい」谷原秀人の『LIVゴルフ』参戦に選手会長の視点と思い