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キンプリの脱退ニュースに号泣も… 切り替えた荒木優奈は優勝戦線に残った「攻め攻めでいきたい」

<アジアパシフィック女子アマチュアゴルフ選手権 3日目◇5日◇サイアムカントリークラブ ウオーターサイドコース(タイ)◇6309ヤード・パー72>

ジャニーズの人気グループ「King&Prince」、通称“キンプリ”の5人中3人が脱退&退所というニュースが話題になっているが、タイでも一人のファンが号泣した。今年の日本ジュニア覇者の荒木優奈だ。

中学2年から熱狂的な“ティアラ”(キンプリファンの総称)になった荒木は、最新の曲は常に脳内再生するほど。人生初めての海外生活にもようやく慣れて、気持ち的にも落ち着いていた3日目の朝、ビッグニュースを知る。宿舎を出る前には脱退する3人の20分ほどのメッセージ動画を見て「号泣しました」。移動のバスの中から「心臓がバクバク」とダメージを受けた。

ショックのせいで心拍数が上がった状態でスタート。前半はそれを引きずる形で2つ落としてしまった。だが、「スコアが悪いのをキンプリが脱退したせいにしたくなかった」と後半は奮起。ショックを振り払うと本来の力を発揮して3つのバーディを奪って巻き返した。この日は3バーディ・2ボギーの「71」のラウンド。首位と4打差のトータル4アンダー・9位タイと優勝戦線から脱落はしていない。

「大ケガしないようなゴルフもしたいけど、最後だから攻めのゴルフをしないと、もっと上には食い込めないと思う。攻めと守りをはっきりさせつつも、攻め攻めでいきたい」。今季自己ベストの「65」を目指して、タイからビッグニュースを届けたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>