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「いなかったら相当打っていた」 心乱れた渋野日向子を支えた“元気の源”

<TOTOジャパンクラシック 3日目◇5日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>

「本当にただただイライラする一日だった」と試合後に振り返った渋野日向子。ショットの調子が上がらずにチャンスをつくれず、ピンに絡んだかと思えば決められない。そんな一日に思わず本音が出た。

それでも2バーディ・2ボギーのパープレーで終わることができたのは「元気の源」と呼ぶ子どもたちがいたからだと渋野は言う。

「あの子たちがいなかったら相当打っていたんじゃないかというくらい、心のなかは乱れていました。本当にいてくれてよかったと思います」

元気を与える立場にもかかわらず、逆に元気や癒しをもらい、「何日も来てくれた子もいる。そういった場所でプレーできる喜びを感じています」と改めて母国のファンの子どもたちに感謝を述べた。

予定では今大会で日本での戦いは一区切り。最終日が今年最後の18ホールとなる。「しっかり悔いの残らないように頑張りたいと思います」。応援してくれる子どもたちに、最後まで“元気”な姿を見せて終わりたい。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>