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松山英樹の元エースキャディ・進藤大典氏主催のジュニア大会が開催 高校男女優勝者には来年のプロトーナメント出場権!

<進藤大典ジュニアトーナメントSupported byアイダ設計◇5日◇成田ヒルズカントリークラブ(高校男子6712ヤード・パー72、高校女子5971ヤード・パー72、中学男子6308ヤード・パー72、中学女子5645ヤード・パー72)>

今年で2回目を迎えた「進藤大典ジュニアトーナメントSupported byアイダ設計」。中学、高校の男女128人が出場し、ジュニアの試合では珍しいステーブルフォード形式(スコアにポイントを与えて競う方式)で争われた。今回の目玉は何といっても、高校の男女優勝者に与えられる来年の国内プロトーナメント出場権だ。男子優勝者は「ASO飯塚チャレンジドトーナメント」に、女子優勝者は「ゴルフ5レディス」に出場することが決定した。

松山英樹のエースキャディとして米PGAツアーを6年間転戦した経験を持つ進藤大典氏。その進藤氏が日本ゴルフ界の底辺拡大を目標に昨年、第1回大会が開催された本大会。第2回となる今年は、全国から128人の中高生が千葉県の成田ヒルズカントリークラブに集まった。高校の部男女、中学の部男女の全4部門が滞りなく行われ、大会は盛況のうちに終了した。

結果は、高校男子の部が佐藤快斗さん、高校女子の部は飯島早織さんが制覇。中学男子の部は斎藤旬一さん、中学女子の部は長澤愛羅さんが優勝した。

佐藤さんには来年のASO飯塚チャレンジドトーナメント本戦への出場権、飯島さんには来年の「ゴルフ5レディス」本戦への出場権が与えられた。また、高校女子の部2位・間中りょうさん、同3位・角田夢香さん、中学女子の部優勝の長澤さん、同2位の菊田ひなさん、同3位の濱朱姫さんが、ゴルフ5レディスのマンデー予選会の出場権を得た。

プロトーナメント出場時には、佐藤さんと飯島さんのキャディを今大会主催者である進藤氏が務めるが、ともに「マネジメントを中心に教わりたいです」と声をそろえていた。また、進藤氏は約5年ぶりの帯同キャディを務めることになるが、「今から体力づくりに励みます(笑)」と語ると同時に、自分の中で育んできた知識と経験をしっかりと伝えるつもりだ。

ステーブルフォード形式とは、各ホールのスコアに応じてポイントを加算し、合計ポイントで勝負を決める。今大会はアルバトロス12ポイント、イーグル8ポイント、バーディ4ポイント、パー2ポイント、ボギー1ポイント、ダブルボギー0ポイント、トリプルボギーはマイナス1ポイントに設定された。攻める姿勢が問われる方式で、進藤氏の思いが詰まった大会となった。

<ゴルフ情報ALBA.Net>