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「勝っても米ツアーには行かない」小祝さくらは日本残留を明言

<TOTOジャパンクラシック 3日目◇5日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>

日本で行われる唯一の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」は、ほかの米ツアーと同様に優勝すれば当然ツアーメンバーとなる権利、そして来季の出場権が与えられる。そんななか、ムービングデーに「70」としっかり2つ伸ばして首位と4打差のトータル10アンダー・4位タイにつけている小祝さくらは、十分に優勝を狙える位置にいるがホールアウト後に「考えたことないですが…勝っても米ツアーには行かないです」と明言した。

とはいっても通年で主戦場とはしないだけで、「全米とか全英とかは出てみたい」と今年の「全米女子オープン」のようにスポットでは出場する構え。ただし、「ツアーに行きたいとかはないですし、メンバーになる予定はないですね」と来期以降も主戦場は日本としていく。

そして、ここからほんわかワールドの“さくら節”が全開となる。その全米女子オープンのときに幼少期に米国留学したいと思っていたことを明かしていた小祝。それなのになぜツアーに行かないかと言われると…。

「語学留学とかホームステイは憧れるんですけど、ゴルフでとかではないです。言葉も食事も結構厳しいと思う。ただ、それはゴルフで、なので。留学だとまた別。ステーキが美味しいので、なんとかそこで耐えられる。牛タンはなくても死にはしないかなと」

ゴルフで行こうが語学留学だろうが言葉も食事も一緒な気もするが、そこは小祝のなかでは違うのだろう。何はともあれ米ツアーで初優勝を挙げるチャンス。「最終日は攻めのゴルフをしてスコアを伸ばして終わりたい。優勝を狙えない位置ではないので、前半伸ばせたらチャンスがあると思う」とビッグタイトルを目指していく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>