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今季PGAツアーの飛距離1位『G425』を超えた? PINGが新製品『G430』を発表「何もしなくても勝手に飛ぶ」とシブコ

きょう10月11日(火)にPINGが新製品発表会を行った。今回発表された新製品は人気のGシリーズの新モデル『G430』ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンだ。ドライバーは“叩いてもブレない”MAXと“低弾道・低スピン”のLST、“ドロー設計”SFTの3種になる。

米国女子ツアーを主戦場としている渋野日向子は試打をして、「何もしなくても勝手に飛ぶ」と激飛びを実感。鈴木愛は「マジで曲がらない」と実戦での使用を即決したという。

『G430』ドライバーは「激飛。」をテーマに設計された。超極薄の反発フェースやスピンを安定させてキャリーの飛距離を生み出すスピンシステンシー・テクノロジー、そして空気抵抗を軽減するターピュレーターを新たにデザインして「激飛。」を実現。LSTは8層のカーボンをクラウン部分に採用し、軽量化に成功。余剰重量を最適な箇所に配置してLST史上最もブレないヘッドへと進化した。

『GOLF5レディス』で初優勝を遂げたばかりのセキ・ユウティンは今回の新作について、「ヘッドが小さくなって、軌道がイメージしやすくなりました。打感はフェースにくっつく感じです。ミスヒットでも球が上がるし、曲がりづらいです」とコメント。前週の『For The Players By The Players』からLSTドライバーを使用する永野竜太郎は、「ヘッド体積が小さいけど気にならない程度のサイズで、ターゲットに構えやすくイメージが湧きやすいです。初速が出てスピンが減りました。キャリーの距離がG425 MAXよりも出てくれました」と話した。

2022年PGAツアーのドライビングディスタンスでは、現時点で上位10名のうち4名が前作の『G425』を使用。今回の新作『G430』は『G425』を超える使用率になるのは必須とみられる。ツアープロたちの今後の動向が楽しみだ。

『G430』シリーズは11月11日(金)に発売される。(文・高木彩音)

<ゴルフ情報ALBA.Net>