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英エリザベス女王死去にゴルフ界が続々と弔意 「永遠に我々の心に残ります」

英王室が8日、女王エリザベス2世が死去したと発表すると、ゴルフ界からも多くの弔意が示された。

ロイヤル&エイシェントGCのキャプテン、ピーター・フォスター氏は「女王陛下の他界に大きな哀しみに包まれている。ゴルファーではなかった女王陛下だが、70年間に渡りゴルフ界にすばらしい貢献をなされた」とコメントを発表した。

全英オープンの開催コース、ロイヤルリザム&セントアンズGCは「女王エリザベス2世の死を哀しみの中で受け止めている。心よりお悔やみを申し上げる」。ロイヤル・バークデールGCも弔意のツイートを発信した。

ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)は「1947年、女王とその家族が車で通り過ぎるのを見た。そのときわれわれに手を振ってくれた姿を鮮明に覚えている。気品と勇気のある若い女性で、それは生涯失われることがなかった。安らかに眠ってください」と悼んだ。

またロンドン郊外で開催されているDPワールド(欧州)ツアーの「BMW PGA選手権」は、急きょラウンドを中断。そこで暫定首位に立ったトミー・フリートウッド(英国)は、「女王陛下、安らかにお眠り下さい。あなたは永遠に我々の心に残ります」と自身のツイッターに投稿した。

英国ロイヤルファミリーとゴルフ界との関わりは深く、2014年にロイヤル&エイシェントGCに初の女性会員が誕生した際、エリザベス女王の長女・アン王女が選ばれた。また英国領で“ロイヤル”と名のつくゴルフコースは王室から認められて初めて、その名称が使える。その際、王室から名誉職につく会員が誕生し、同クラブを支援することになっている。(文・武川玲子)

<ゴルフ情報ALBA.Net>