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三度目の正直へ ルーキー・川崎春花のテーマは「攻める」【2日目コメント集】

<山陰ご縁むす美レディース 2日目◇25日◇大山平原ゴルフクラブ(鳥取県)◇6513ヤード・パー72>

“ルーキー”が混戦から頭ひとつ抜け出した。昨年11月のプロテストに合格した19歳・川崎春花が「69」でプレーし、トータル6アンダーで単独首位に立った。

出だしの1番、2番で連続バーディ発進を決めると、そのあとはバーディが2つにボギーが1つ。出場選手唯一となる2日連続60台をマークする安定感を発揮し、自身2度目となる最終日最終組を迎える。

“優勝”の二文字は目の前に見えているが、あと一歩が遠い。5月の「ツインフィールズレディース」は1打差の2位、6月の「ECCレディス」では首位タイから初優勝を狙ったが、2打及ばず2位タイで終えた。

「あのときは後半の大事な場面でスコアを落としたり、気持ち的に自分を追い込んでしまっていました」。だからこそ、今回のテーマは「攻めること」。予選ラウンドでは果敢にバーディを狙い、1打差をつけて抜け出した。

最終日は、これまでの2日間以上に攻めていく。「打ちきれずにショートすることが多かったです。ビビらずにしっかり打ち切りたい。攻めるゴルフだけを意識します」。攻め切れたとき、優勝は目前にあるはずだ。

【そのほか上位勢のコメント】

■西山ゆかり(トータル5アンダー、2位タイ)

「2日目は近いチャンスを何個か外してしまいました。最終組で回れないのが、ちょっとだけ残念です。最終日はあまりセーフティにいきすぎず、気持ちもガンガン、本来の攻めるゴルフで。優勝を目指して最後まであきらめずに、熱い気持ちのままでプレーしたいです」

■武尾咲希(トータル5アンダー、2位タイ)

「この2日間は堅実なゴルフができています。混戦なので、伸ばした人が優勝すると思います。ここまでのプレーは忘れて、最終日、自分がどれだけ伸ばしていけるかに集中したいです。優勝することが今年の目標のひとつですが、それは頭の隅に置いて。一打一打に集中します」

■大林奈央(トータル5アンダー、2位タイ)

「2日目はチャンスが入らなかったので70点。最終日は来週、再来週に出場するレギュラーツアーに向けて、いまやれる精一杯を尽くしたいです。その結果がよければ、うれしいです。1打差は大きいのか小さいのか。いままでやってきても分からないけど、差は気にせず自分のプレーをしたいです」

■仁井優花(トータル4アンダー、5位タイ)

「去年はアマチュアで出場して2位でした。今年はプロとして帰ってきたので、去年の自分を超えたいです。最終組のひとつ前で回れるので、緊張せずにプレーできると思います。同期も後輩も活躍していて刺激を受けているので、わたしも早く優勝したいです」

<ゴルフ情報ALBA.Net>