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成田美寿々、下部ツアー“デビュー戦”はにがいスタート「ピンを攻めていきたい」【初日コメント集】

<山陰ご縁むす美レディース 初日◇24日◇大山平原ゴルフクラブ(鳥取県)◇6513ヤード・パー72>

初めてのステップ・アップ・ツアーは、苦しい滑り出しとなった。レギュラーツアー通算13勝を挙げている成田美寿々は1バーディ・2ボギーの「73」でプレーし、1オーバーの36位タイで初日を終えた。

ケガやイップスによる不振で、20-21年シーズンの賞金ランキングは102位に低迷。ルーキーイヤーから連続して手にしてきたシード権を初めて喪失し、これが自身初の下部ツアー出場だ。

前半はパーオン・2パットを並べる展開が続き、9番パー4で初めてのバーディを奪取。だが、「なかなかグリーンのタッチが最後まで合わなかった。バーディチャンスはあったのですが、決められませんでした」とバーディの代わりに、ボギーがふたつ。「16/18回」という高いパーオン率を見せながらも、「35」パットとグリーン上で苦戦した。

それでもすぐさま、気持ちを切り替える。「あしたはもっとバーディを獲れるように、ピンを攻めて、攻めていきたいです」。ツアー屈指のショットメーカーとしてならした29歳。アグレッシブさに期待したい。

【そのほか上位勢のコメント】

■西山ゆかり(5アンダー、首位タイ)

「(先週、佐藤靖子とペアマッチに出場し、高又順と横山三和子と一緒にプレーをして)勝負勘を失わずにゴルフに取り組まれているのが、すごく勉強になって、感動しました。エネルギッシュで元気なんです。私も元気なつもりでしたが、まだまだだなと。そういう選手になっていきたいと思えました。常にいいプレーをして、常に優勝したい気持ちを持って頑張ります」

■石川怜奈(5アンダー、首位タイ)

「昨年大会は、いつもかわいがってもらっている鈴木麻綾さんが優勝して、グリーンで泣いちゃいました。今年は私が優勝して麻綾さんが涙を流す番だと思って頑張ります。いつも2日目は引っ込み思案なスコアなので、あしたは2個もぐれたら上出来です」

■廣田真優(4アンダー、3位)

「出だしの10番、3打目のバンカーショットでパンチが入って、奥のOB杭ギリギリにいってしまって。そこからうまく寄せてパーでしのげたのが、きょうの一番のポイントでした。先週からショットがすごく良くなってきて、今週も良いリズムで回れています。あしたもこの良い流れに乗っていきたいです」

■小川 陽子(イーブンパー、20位タイ)

「(13番でホールインワンを達成して)試合では始めてでした。ここ最近にはないくらいの最高のショットで、入るところが最後までキレイに見えました。特別に賞金5万円をいただけましたし、今週はウェイティングからの出場ですが、来た甲斐がありました。このホールインワンを生かして、あしたは上位に追いつけるように頑張ります」

<ゴルフ情報ALBA.Net>