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金谷拓実が16カ月ぶりVに向け首位快走 海外武者修行を経て「優勝目指して頑張りたい」

<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 2日目◇19日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>

海外の試合で経験を積んできた今季。思うような結果を出せずにいた金谷拓実だが、その経験は生きている。6月の2試合に続き、国内出場は今季3試合目。初日はホールインワンを含む6アンダーで首位に立ったが、2日目も3つ伸ばし単独首位で決勝ラウンドに入る。

7月の海外メジャー今季最終戦「全英オープン」では一打足りずに惜しくも予選落ち。その後も欧州ツアーに出場したが、予選落ちがかさんだ。帰国して迎えた今大会。「早めに北海道に入って、練習できた」と調整を重ねての出場。ここまではその成果が出ているとみてよさそうだ。

この日は10番でダブルボギーを叩くも、「ダボを打ちましたけど、そのあとも落ち着いてプレーできたので、この2日間はいいプレーができたと思います」と内容には満足。「なかなか調子がいいとはいえないですけど、その現状を受け入れて」と結果を求めていく。

アマチュアとして国内優勝。プロ転向後も2勝を挙げているが、最後の勝利は昨年4月の国内開幕戦。久しく遠ざかる美酒を味わうためにも、「落ち着いて」とムービングデーに臨み、首位固めといきたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>