<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 2日目◇19日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>
石川遼が6バーディ・2ボギーのラウンドで4つ伸ばし、トータル5アンダーまで上昇。上位争いが見える位置で決勝ラウンドに進む。
1番からスタートした石川は出だしの1番でバーディ。その後3番パー5、4番パー4でもバーディを奪うと、9番パー5でもバーディを奪取し、前半を4アンダーとして折り返した。
初日はアイアンの距離感に納得できずに取りこぼしたホールがあったが、課題として残ったのは、この日も同じ。「内容的には悪くはないですが自分の課題であるアイアンの精度とかまだまだできるなという感じはします」と、取りこぼしもあったと話す。
スコア的にはいい流れで後半に入ったが、11番、12番で連続ボギー。それでも続く13番パー5でバウンスバックのバーディ。最終18番のパー5でもバーディを決めるなど、この日は4つのパー5すべてでバーディ。「パー5で獲っていくことは非常に大事。特に今日はパー5がフォローになっているホールが結構あったので、風をしっかり生かせたと思います」と、風も味方した。
「風は本当に、雨よりは何倍も好きだなと思いますね。雨よりはやりやすかったですね。風は吹いてくれるのであれば吹いてくれていい。雨はメンタル的にもどんよりすることもあるし、完全に北海道の天候を楽しめました」
2014年、19年と大会2勝。コースも知り尽くし、相性ももちろん悪くない。残り2日間。アイアンショットで感じている違和感を拭えることができれば、一気に上位陣を捉えるゴルフも見られそうだ。
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