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新アイアンでプロ初ホールインワン達成 金谷拓実が恩返しの首位発進

<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 初日◇18日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>

昨年の「中日クラウンズ」以来となる首位発進はプロ初めてのホールインワンで決めた。金谷拓実はエース一度にバーディ4つを奪ってボギーなし。安定感抜群のゴルフで6アンダーまで伸ばし、単独首位発進を決めた。

i230こんな感じ!【拡大画像】

プロとなって初めてのエースはまさかの新兵器で達成となった。バーディを1つ先行させて迎えた16番。この日実測185ヤードのパー3で今週投入した『i230』と刻印された5番アイアンを振り抜くとピン手前に着弾してカップへと一直線。そのまま収まりホールインワンとなった。「雨が降っていて難しかったのですが、手ごたえはいいなと思ったら入りました。入ったところも見えました」。続けて新アイアンでの達成に「担当者は喜んでくれると思います」と白い歯を見せた。

このアイアンはまだ全容は明かされていないが、PINGの担当者・穂積真嗣氏によれば「ここまですんなりと替えられたのは、手応えがあったんだろうなと思います」という。

「前作の『i210』と比べるとスピンが利いて、上の番手の高さが出しやすい。雨でもホールインワンできたのは、そこに要因があるかもしれません。きょうのプレーを見ていて、けっこうなラフから6番か7番アイアンくらいでバックスピンが入っていましたね。本人もそれを見て、スピンが入ったことに笑っていました。溝の本数が増えているので構えたときに小ぶりに見える。本人も“見た目がシャープでカッコ良くなりましたね”と言っていた。実際の大きさは以前のものとそんなに変わらないのですが、そういったところも気に入ってもらっています」

恩返しの一打もあって最高のスタートを切った金谷。1年ぶりとなる栄冠へ、「やることは変わらないので、自分らしいプレーを明日以降も続けられるよう頑張りたい」と気合を入れた。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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