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丸山茂樹ジュニアがツアーデビュー “ショーン”の目標は「父と同じ舞台に立てるように」

<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 事前情報◇17日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>

丸山茂樹の長男・奬王(ショーン)が国内男子ツアーでプロ初戦を迎える。本大会は2018、19年にアマチュアとして出場してきたが、プロとして迎える一戦を前に、心境を語った。

「楽しく、自分のベストを尽くすだけって感じです。あとはケガをしないことですね。ゴルフがまたできなくなる時間がくると嫌なので」。米国のカリフォルニア大ロサンゼルス校時代は手首や腰のケガに泣かされた。そのため、こうしてプロとして試合の場に立てる喜びがまずは大きいという。

今でも治療は続いているという状態だが、「何もしないまま終わっちゃうのは悔しい」と、プロとして勝負をかけることを決意。大学時代はコロナ禍とケガもあり「下手になった」とゴルフの腕前は伸び悩んだが、代わりに「成績は上がった」と振り返る。

今年大学を卒業して臨む新たな道。米国育ちのため、国内にはあまりゴルフ友達がいない。ラウンドのあいてはもっぱら父・茂樹だ。「リズムをよくしろ」と言われるなど、米ツアー3勝の名手からアドバイスを受けている。

「父がPGAツアーで3勝したので、同じ舞台に立てるように頑張りたいです。今は松山英樹選手もいますが、ああいう選手にいつかなれたらなあ、と思います。まずは目の前のことをコツコツ頑張ることですかね」

遠回りのプロデビュー戦。サラブレッドが北の大地でスタート地点に立つ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>