フェアウェイウッドのフェース素材はステンレスが一般的だが、最近はチタンフェースのモデルが少しずつ増えはじめている。最新売り上げランキングでは9位の『ステルス プラス』と10位の『RMX VD』がチタンフェースなのだ。
チタンフェースを採用したモデルは価格帯が高くなっている。『ステルス プラス』はステンレスフェースの『ステルス』より1万5000円以上高い5万7200円。『RMX VD』は、ステンレスフェースだった前作より2万円以上高い5万8300円。高価格帯のチタンフェース系フェアウェイウッドの評判について、ヴィクトリア光が丘店のゴルフ担当・上田邦義さんに話を聞いてみた。
「試打をすると、チタンフェースのフェアウェイウッドは初速も速くなっていて、飛距離を含めた総合的な結果が良いので、高くても購入していきます。そもそも、最新モデルを新品で購入しようとするお客さんは、そこまで価格は気にしていません」
―『ステルス プラス』や『RMX VD』はどんなゴルファーに人気があるのか?
「発売前から注目度が高かった『ステルス プラス』は中級者以上のゴルファーで、最新ギアへの興味が高い人が購入していきます。一方の『RMX VD』も初心者向けのモデルではありません。ただしテーラーメイドやキャロウェイに比べると認知度が高くありません。だから、こちらからお客さんに性能を紹介して、試打をしてもらうと、その結果に納得して買う人が多いです。購入後のラウンドでも良い結果が出ていて、値段は高くても満足されているようです」
今後、他のメーカーからも発売されるようになれば、チタンフェース系フェアウェイウッドが大ブームになるかも!?
■ドライバー売り上げランキングトップ3
1位 テーラーメイド ステルス HD
2位 キャロウェイ ローグST MAX
3位 テーラーメイド ステルス
■FW売り上げランキングトップ3
1位 キャロウェイ ローグST MAX
2位 テーラーメイド ステルス
3位 ピン G425 MAX
■UT売り上げランキングトップ3
1位 ピン G425 ハイブリッド
2位 テーラーメイド ステルス レスキュー
3位 ダンロップ ゼクシオ 12 レディス ハイブリッド
※データ提供/矢野経済研究所
<ゴルフ情報ALBA.Net>