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史上5人目のアマチュア優勝 アマ世界No.1の中島啓太【きょうは誰の誕生日?】

世界アマチュアランキング1位の中島啓太が、きょう6月24日に22歳になった。昨年は9月の「パナソニックオープン」国内男子ツアーで史上5人目のアマチュア優勝を挙げ、11月には「アジアパシフィックアマチュア選手権」も制覇。今季は4月の「マスターズ」、6月の「全米オープン」に出場し、そして来月は「全英オープン」と、海外メジャー3試合目に挑む。

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小学1年からゴルフをはじめ、15年、中学3年生で出場した「日本アマチュアゴルフ選手権」では決勝に進出するも、高校2年生の金谷拓実に敗れた。18年は、「オーストラリアンアマチュア選手権」、「アジア競技大会」で優勝。20年11月には、日本人最年少記録となる20歳5カ月1日で、世界アマチュアランキング1位の座に輝いた。

21年はさらなる活躍が見られた。それまで2位が3度あった「日本アマチュアゴルフ選手権」を制すと、8月には、アマチュア世界No.1の称号でもあるマコーマックメダルを受賞し、22年の「全米オープン」と「全英オープン」の出場権を獲得。

9月の国内男子ツアーの「パナソニックオープン」では、永野竜太郎をプレーオフで下し、ツアー史上5人目のアマチュア優勝。そして11月の「アジアパシフィックアマチュア選手権」では、松山英樹、金谷拓実に次ぐ日本勢3人目の栄冠を手にし、22年の「マスターズ」の出場権を獲得した。

そのメジャーでは、世界の分厚い壁に跳ね返されている。マスターズでは、イーブンパーの19位タイから出た2日目にバーディなしの5ボギー・1ダブルボギーの「79」と崩れ予選落ち。「こんなに難しいんだと思った。全部がレベルアップしないとだめかなと思う」と涙を流した。

また、今月行われた「全米オープン」でも、カットラインに5打届かず、トータル8オーバー、121位タイで予選落ちとなった。「まだ挑戦は始まったばかり。プロ転向が近づいているのでそこを楽しみに、全英オープンは好きな大会ですし、頑張りたい」。プロ転向前の選手だが、その期待は大きく、将来の米ツアー挑戦を前に、7月の「全英オープン」で少しでも結果を残したいところだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>