このエントリーをはてなブックマークに追加

「59」を出した近藤智弘 ご褒美のプレゼントにテンションあげあげ

<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 事前情報◇22日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇7036ヤード・パー72>

先週45歳の誕生日を迎えた近藤智弘が無邪気に喜んだ。今年5月の「ゴルフパートナーPRO-AM」はプレーオフで敗れて8年ぶりの優勝は逃したが、最終日にツアー史上5人目の50台となる「59」をマークして大会を盛り上げたのは記憶に新しい。今大会の公式練習日にオデッセイのスタッフから「59」を記念したパターが贈られた。

「めちゃくちゃ嬉しいですよ。自分のゴルフ部屋に飾ります」。黒い木箱の中に入っていたパターは、「59」を出したときに使っていたオデッセイの『ホワイトホットOG 2ボールブレードTOUR LINED』。フェース面は金のアルミに大会名と名前、上部の金色の○○には5と9の数字が入っている。50台を出した記念と近藤に敬意を表しての贈り物だ。

近藤が「59」を出した立役者はチャンスを沈め続けたパッティング。前半は13パット、後半はグリーンの外から2回決めているので9パット。1ラウンド22パットだっただけにピッタリのプレゼントといえる。

「50台なんて今までの人生でチャンスもなかったし、これを入れたら59みたいなことは1度もなかった。この先1度もないだろうし。一生の思い出ですよ。そしてこのパターは最高です。飾る用なんだけど、使っちゃおうかなって思いますよ(笑)」。いつもは冷静なベテランもこのときばかりはテンション上がりまくり。

オデッセイのスタッフによると、今後もオデッセイのパターで50台が出る度に、その選手に記念パターをプレゼントする予定だという。それを聞くと「がんばっちゃおうかな」とニヤリ。今大会は近藤にとって45歳での初戦。50台とはいわないまでも、8年ぶりの優勝に向けて気持ちよく初日を迎えられそうだ。(文・小高拓)

<ゴルフ情報ALBA.Net>