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躍進の19歳 ルーキー・宮澤美咲が見据える“父の日V”【コメント集】

<ユピテル・静岡新聞 SBSレディース 2日目◇18日◇静岡カントリー浜岡コース(静岡県)◇6531ヤード・パー72>

今季6試合中3試合でルーキーが勝利を挙げているステップ・アップ・ツアーで、また新しい才能が芽吹こうとしている。19歳の新人・宮澤美咲が4バーディ・ボギーなしの「68」をマークし、トータル4アンダーで首位タイに浮上。プロ初優勝を狙える位置で最終日を迎える。

「きのうよりショットが良く、バーディチャンスが多かった」。その言葉通り、まずは3番パー3でバーディを先行させると、5番、12番、17番でバーディ奪取。ボギーフリーの好プレーでこの日のベストスコアを叩き出すと、プロ初の最終日最終組で決戦の時を迎えることになった。

パット数は初日に「26」、2日目に「27」とグリーン上でも力を発揮したが、この裏には父の助言があった。「実は、去年の冬まで4〜5年使っていたパターに戻しました。お父さんから見ると、以前のパターの方が、転がりがよくて安心感がある。カップを超えてしっかり打てるパターに戻してみては、と言われたので」。そのアドバイスがピタリとはまった。

おあつらえむきに、最終ラウンドが行われる19日は父の日。「初優勝がプレゼントできたら最高ですね」。親孝行をする絶好の機会だ。

【そのほか上位勢のコメント】

■フェービー・ヤオ(トータル4アンダー・首位タイ)

「2日目はショットがよくなかった。ティショットが曲がってひどかったけど、グリーンを狙える位置だったのが救い。アプローチで拾ってのゴルフでした。悪いなりには、頑張っていると思います」

■吉田弓美子(トータル3アンダー・3位タイ)

「2日目は6個バーディが取れたけど、全体的によくなかった。途中、雨が強くなったりしたけど、プレーしていくなかで修正することができたのはよかった。18番(のボギー)は、パットが打てなかった。最終日はその反省を生かして、最後までストロークをしっかりとしていきたい」

■井上りこ(トータル3アンダー・3位タイ)

「2日目は風もなかったし、惑わされることもなくしっかり打てた。ボギー3個中、2個が3パット。そこはもったいなかったですね。去年も6位と、このコースとは相性がいい。最終日は風が結構吹くみたいなので、風にだけ気を付けて頑張りたい」

■脇元華(トータル2アンダー・6位タイ)

「2日目は1Wが曲がり過ぎて、OBもあった。途中で雨も強くなって、タフな一日でした。最終日はフェアウェイキープがキープがポイント。風が吹くと難度も上がるし、簡単にはいかないコース。パッティングのフィーリングはいいので、フェアウェイからの第2打をどれだけカップに近づけられるかですね」

<ゴルフ情報ALBA.Net>