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ツアー最年少のルーキー・櫻井心那が初Vに王手「歓声がすごくうれしい」

<ECCレディス 2日目◇2日◇北六甲カントリー倶楽部 東コース(兵庫県)◇6480ヤード・パー72>

2004年2月14日生まれの18歳。昨年11月の最終プロテストに合格したばかりのルーキー・櫻井心那が、トータル9アンダーの首位タイに浮上。初優勝を視界に捉え、運命の最終日へと向かう。

初日に「68」の好スタートを切ると、2日目はさらに輝きを増した。5バーディ・1ボギーで迎えた最終ホール。パー4の2打目はピンまで残り141ヤード。ここで8番アイアンを振り抜き1メートルにピタリ。「自分でもビックリしました」と驚きのバーディパットを沈め、首位に並んだ。

「このコースは思い切り振れるので、リズム良くラウンドできています」とドライバーが絶好調。「ほぼ毎回、バーディパットが打てているので、ストレスが少ないです」と2日間でフェアウェイを外したのは4回のみ。パーオンも36ホール中30ホールと、バーディチャンス量産に成功している。

今季はここまで5試合に出場し、3位タイが2回と今のところは順調な滑り出し。そして今回がはじめての最終日最終組。「緊張ってするんですかね? はじめてのことなので想像がつきません」とどんな1日になるかは櫻井自身も分からない。「たくさんのギャラリーさんの前でプレーすることが本当にうれしいです」と優勝を意識せずに、とにかく楽しむことを心がける。

大林奈央、桑山紗月と同期はすでに優勝を遂げている。正会員最年少のルーキーが、一気に勝利をつかむのか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>