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94期生一番乗りなるか ルーキー大林奈央が「自分に期待せず」初優勝へ【2日目コメント集】

<フンドーキンレディース 2日目◇13日◇臼杵カントリークラブ(大分県)◇6419ヤード・パー72>

プロ初優勝の絶好機だ。昨年11月のプロテストに合格したルーキー・大林奈央が4バーディ・3ボギーの「71」をマークし、トータル9アンダー・単独首位で最終日を迎える。

初日は山内日菜子とともに、大会コースレコードとなる「64」をマーク。この日は「目標を全部クリアできたので、きょうも合格点ですね」と納得の表情でうなずいた。目標は3つ。『3パットしない』、『パー3でパーセーブ』、『バーディを4つ獲る』。「小学生のころ、父親に言われて1日ごとに小さい目標を立ててラウンドしていました」。

それをいま引っ張り出してきた理由は、自分を追い詰めてしまっていたことに気づいたからだという。「目標を高く設定し過ぎて、しんどくなってしまった。目標3つさえ守れば、ボギーを何個でも打っていいや、と思いながら回っていました」と、ビッグスコアの翌日でも己を見失わなかった。

「最終日もあまり自分に期待せず、3つの目標達成だけを考えてプレーします」。プロ合格前に優勝していた丹萌乃を除き、94期生で勝利を挙げた選手はまだいない。同期一番乗りとなる栄冠へ。自分のプレーに徹して頂点に立って見せる。

【上位選手のコメント】

■山内日菜子(トータル8アンダー・2位)

「2日目は出入りが激しかった。(6番パー4の)ダブルボギーのあと、焦りが出たけど、気持ちを落ち着かせてバーディがとれたのは良かったです。課題にしていたアプローチは全然しっくりこなかった。イメージも出なくて、アプローチミスでボギーを叩いてしまった。最終日は、先にバーディがとれると、流れにも乗ってゴルフがラクになる。相手は気にせず、自分のスコアだけを考えてプレーしていきたい」

■丹萌乃(トータル6アンダー・3位タイ)

「スコアは良かったけど、疲れで下半身が使えてない。1Wで左に引っ掛けるクセが出てしまった。いい球を打ちたい気持ちもあったけど、左にドローするものだと思って、右を向いて無理せず打っていました。イーグル賞(13番)は、メッチャうれしいです。フンドーキンさんありがとうございます。最終日も無理をせず、ピンの広いサイドを狙って、バーディチャンスを作っていきたい」

■尾関彩美悠(トータル6アンダー・3位タイ)

「12番でお腹が空いていたので、パパッと終わらせようとしたら、チップインしました。メッチャうれしかったです。ラッキーはありましたが、納得いくアプローチが打てていない。悪いライじゃないところでもトップしたり、思うように打てないところもあった。これからアプローチをしっかり練習します。最終日はたくさんバーディをとって、爆発的なスコアを出したい」

<ゴルフ情報ALBA.Net>