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3季連続優勝かかる最終戦で出遅れ 畑岡奈紗は5バーディも「ボギーの数を減らすだけ」

<CMEグループ・ツアー選手権 初日◇17日◇ティブロンGC(米国フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>

2020年最終戦の初日は出遅れる形となった畑岡奈紗。5バーディを奪いながら6ボギー。1オーバーの45位タイから巻き返しを狙うことになった。

畑岡奈紗のドライバースイングは日本一!【連続写真】

スタートの1番ではうまくバーディを奪取したが、その後は3ボギーを喫し2オーバーでハーフターン。後半に入ると、10番でバーディを奪ったが、パーが2つという出入りの激しいゴルフでバーディとボギーを繰り返す展開。「朝のレンジで結構ショットの感覚がよかったので、どんどん攻めていきたかったんですけど」と、思いとは裏腹にスコアを伸ばすことは叶わなかった。

ショットのばらつきもあって、ガードバンカーにつかまるシーンも多く、さらにはバミューダ芝の不規則なパッティングにも苦戦した。「芝目に勝てていないのかなと。転がりがあんまりよくないので、より芝目の影響を受けやすいのかなと思う」と、感覚的には悪くないものの、打ち切れていない部分をあす以降は修正したいところだ。

首位とは8打差となってしまったが、残りは54ホール。ビッグスコアには定評のある畑岡だけに、まだまだ追いつけない差ではない。「バーディが久しぶりに5つ獲れているので、あとは外したところで、しっかりパーを拾っていけるようになっていければ、もっといい流れで回れるんじゃないかと思います」。3季連続のツアー優勝に向けて、ギアを上げていくのみだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>